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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   他人と自分   あめす

 自然との調和こそ、我々人類が生存し続けるために避けることの出来ない原則になったという話を聞いたことがある。
 しかし、僕は、自然との調和の前に、他人との調和が必要だと考える。他人と調和していないというのは、自分の利益ばかりを優先して考えていることだと思う。僕は、そういうのを自己中心的と言うと思う。以前、テレビのCMで自己中に関するものがあった。それを見ていると、全く、他人のことを考えず、自分のことだけを優先に考えていた。例えば最近では、当たり前のようになってしまっているが、電車の中で携帯電話を使用するという行為は、自己中であると思う。メール及び電話が着信したときに鳴る、着メロが一番迷惑だと思う。バイブレーションにしていれば、問題はないと思うが、していない人もいる。おそらくその人達は、他人のことなど全く考えず、自分が大切だと思っているのでだろう。携帯電話より迷惑なのはタバコである。タバコは、人体に影響を及ぼす。特に、主流煙より、副流煙の方が体によくないのである。つまり、タバコを吸っていない人間にまで、被害が及ぶのである。これは全然他人のことを考えず、自分のことしか考えていない行動である。
 しかし、他人との調和を図る必要がないという意見もある。だが、そのような考えは僕には理解できない。よくこういう話がある。「人」という字は、人と人が支え合ってできている字である。つまり、他人と支え合うことによって、人は成り立つのだ。その他人と、調和が図れないということは、僕には、考えることができないのである。ただ単に、他人の気持ちになれないだけかもしれないけど。
 大切なのは、他人と調和する調和しないよりも、調和ではなく、他人の気持ちになり、迷惑がかかっていないか考えることではないかと思う。人間同士が、調和していけば、きっと、自然とも調和していくことが可能ではないだろうか。

   講評   mika


8月の清書です。ちょっとした言葉を付け足すことで、文の流れがとてもスムーズになりましたね。要約の最後の部分を生かした、書き出しの工夫も自然です。
「人間同士が、調和していけば、きっと、自然とも調和していくことが可能ではないだろうか。」 という最後の意見も、書き出しの一文と上手に呼応していて、とてもいいですよ。これによって、まとまりのある作文になりました。雅貴くんの気持ちも、最後の段落からよく伝わってきます。
この調子で、9月もはりきっていきましょう〜!

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