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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   親友と 助け合ったり 支えあう   いうや

 臆病というものは対象のない恐怖であり、劣等感を感じることだ。また自意識過剰になって自分の持っているさまざまな美点を覆い隠してしまうことだ。友達が出来ない原因はいろいろ考えられる。口が重くしゃべることが下手で、相手を引きつけたり悦ばせたりできないということ。また、自分を虫けらだと思い相手に踏みにじられ、それに相手に何も与えなかったり、与えたとしても報酬を期待したりして、冷たい空気を流しているからではないだろうか。友達を作るには、孤高の態度を崩さず、自分は何を無償で人に与えることができるかを考えることが大切だ。僕も臆病や劣等感、冷たさを無くして友達を作ったほうがよいと思う。
 その理由は第一に友達がいると困ったときに助け合えるからだ。僕はこういう体験をしたことがある。それは習字の清書の時だった。習字道具を絶対にわすれてはいけないときなのに、忘れてしまい、そのことに気がついたときは、まるでバッファローが突進してきたかのように焦っていた(笑)。しかし、たまたま隣のクラスの友達が持っていて、かしてもらい習字ができたことがあった。そして次の日には、その友達が音楽のファイルを忘れて、僕がかしてあげた。
 その理由は第二に、お互いに新しい体験ができるからだ。ぼくはこういう体験をしたことがある。幼稚園からの友達が埼玉県に引っ越して、そこに遊びにいったときに東京ドームの野球博物館に連れて行ってもらった。有名だった各チームの選手のユニフォームやバットが飾ってあったり、殿堂入りした選手顔の像が飾ってあったり、松井選手の天井の裏に入れたボールが飾ってあったのを見て、僕にとってとてもいい体験になった。
 友達がいると人間として成長したり、助けたり助けられたりして難を乗り越えることができると気分がいい。僕は友達を作るなら「牛は牛づれ馬は馬づれ」という言葉もあるように自分と似ている人と友達になると思う。なぜかというとお互いにいけないところがきずきあえるし、趣味などが同じで、一緒に練習できるからだ。だから人間は不安に打ち勝ち友達を作ることはよいと思う。

   講評   huzi

將君にはいい友達がいるね。 なんでも真正面から取り組む市姿勢に魅力を感じて、友達が集まってくるのでしょう。
 構成のバランスがとてもいい。きれいな四段落構成にまとめることができました。 作文は、見た目=読みやすいレイアウト(文章の配置)も大切です。 意見がどのように続いていくか、予測しながら読むことができるからです。
 忘れ物のことを題材にした【体験実例】は、心温まる話だね。一方がもう一方にお世話になるだけではなく、お互いさまで助け合える関係。 もちろん、人の道具で授業を受けていることは先生には内緒だったでしょう(笑)。
 また、友達がいることで体験が広がることもありますね。將君一人だったら、埼玉まで行ったり野球博物館を訪れようとは思わなかったはず。 同じスポーツをする友達は一生の宝。大切にしていけるといいですね。
「牛は牛づれ、馬は馬づれ」こんな言葉があるんだね。先生は初めて知りました。たしかに、仲良くなるきっかけは、自分と同じということがポイントだね。同じで始まって、同じだけれど違うことに驚いて、学ぶ。そういう友人関係を作るためにも、【是非の主題】で述べたとおり、友達作りは大切(よい)ものだというわけだね。 うまく意見の幕引きができていますよ。

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