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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   いよいよ本番! バレエのはっぴょう会   オーロラ

 八月六日の水曜日はバレエのはっぴょう会でした。わたしは朝、ぶたいげいこのときと同じように、青山みきちゃんの車でつれて行ってもらいました。お母さんは、一時までに来ればよかったので、わたしだけが車にのって行きました。そこに石田りさちゃんという4才の子と、りさちゃんのお母さんものっていましたが、りさちゃんは39度のねつがあって、とてもぐあいがわるそうでした。
 会場の五反田ゆうぽうとのがくやについたら、わたしはレオタードにきがえて、うでにファンデーションをぬって、おけしょうをしておべんとうを食べました。おべんとうは、先生が
「少しにしておいてね。」
と言ったので、小さなサンドイッチを少しだけ食べました。りさちゃんはアイスを食べていました。がくやでねつをはかってみたら、なんと41度もあったのです。赤い顔をして、かわいそうだなと思いました。それから、口べにをぬって、いしょうをきて、しゃしんをとりに行きました。一きょくめのいしょうはピンクのチュチュです。しゃしんがきれいにとれているといいなぁと思いました。
 いよいよはじまる時間になりました。わたしたち松山バレエ学校のはっぴょう会は、六日から十日まで五日間やっています。わたしは、そのしょ日におどることになります。だからオープニングセレモニーにもさんかしました。オープニングセレモニーでは、しかいの人がまくの前であいさつをして、まくが上がると、わたしたちがならんでおじぎをしました。わたしは、一番前のれつにいたので、たくさんのお客さんがいるのがわかって、すごくきんちょうしました。
 それがおわると、すぐプログラム一番のわたしたちのおどりです。きょくは「ウィリアム・テル」です。わたしは上をむいておどることと、手の形に気をつけました。よく上をむけたと思います。いっしょうけんめいえがおを作ったので口がいたくなりました。おわってぶたいのそでにさがりました。プログラム二番は「かわいい時計」でりさちゃんがおどります。わたしはりさちゃんが心ぱいで、ずっと見ていました。りさちゃんはフラフラだったけれど、よくがんばったなぁと思いました。
 がくやにかえってきて、つぎのいしょうにきがえてしゃしんをとりました。つぎのおどりはプログラム19番の「ドン・キホーテ」より「ゆめのけい」です。ぶたいに立つと、さっきよりもっとしょうめいがまぶしくかんじて、なみだが出そうになりました。でもがんばってさいごまでえがおでおどりました。
 ぜんぶのおどりがおわってがくやにかえったら、おかあさんとおばあちゃんと、お友だちのまりなちゃんとえりかちゃんが花たばをもって来てくれました。みんなに、
「きれいだったよ。」
「じょうずだったよ。」
とほめられて、とてもうれしかったです。それからかいさんになって、少しきゃくせきでほかのしぶのおどりを見てかえりました。
 かえりに、ちょっと先にゆうぽうとを出ていたお父さんと、お母さんとおばあちゃんといとこといっしょにぎんざで食事をしました。そのときお父さんからゲームボーイアドバンスSPをもらいました。お父さんは、わたしのおどりがおわってからすぐに買いに行ってくれていたのでした。わたしはびっくりして、とてもうれしくて
「ありがとう!」
と、にっこり顔で言いました。お父さんは
「すごくがんばっていたからね。ぶたいげいこのときに先生に言われたようによく上をむいていたね。」
と言ってくれました。おばあちゃんといとこも
「一番うまかったよ。」
と言ってくれました。
 大きなぶたいでおどって、花たばやプレゼントをたくさんもらって、まるで本物のバレリーナになったみたいだなあと思いました。

   講評   nara


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