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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   社会の秩序   うっちー

 人間は自らを飼育化し家畜化する。人間は自らを飼育し、馴化している。社会システムにせよ、食糧生産のしくみもまた、人間がつくっているので自己飼育、自己馴化である。ヒトは生物の一種とみなした場合個人レベルではなく、人間自身がつくった社会システムに依存して暮らしている。みんなフリーに動いているように見えるが、それは社会というひろい檻の中に入っているからで、自由といっても、「ここからあそこまで」ということが決まっているのだ。私は、たまには社会の常識(システム)を離れて、自由に活動するのが良いと思う。その理由は2つある。
 1つめの理由は、何もかも社会の秩序に、従っているのは、心にも体にも悪いと思うからだ。私が、小学2年生の頃、健康手帳に書かれていた「ゲームは1日30分すれば十分」という文章を読み、なんと自分の方から親に「これからゲームは1日30分にする!」といったのだ。初めのうちはタイマーをセットして30分きっかりに終わるごとに、親にほめてもらって喜んでいたが、次第に1日30分しかしなのでは満足できなくなってきて、ストレスがたまって、挙句の果てには学校でよく友達とケンカをする羽目に。自分で言い出したのに(笑)しかし母が「30分して休憩した後、また30分すれば」と今となっては夢のような発言を。そのお陰でストレスは解消されたが、健康には悪い。何事も社会の規則が上手く行くとは限らないのだ。(体験)
 2つめの理由は、昔できたシステムをいつまでも守っているといつかは役に立たなくなる日が来るからだ。我が家では10年以上前(私が生まれて)から時間にルーズなはずの母により、ずっと8:00風呂9;00就寝が守られていた。しかし、私が受験生になってから状況が代わった。9:00〜10:00ぐらいまで塾に行っていたので、その生活リズムは、あっけなく崩れ去ったのだ。しかし母が私達を早く寝かせていたのは、案外自分がゆっくりテレビを見るためでったりする(笑)
 確かに社会の秩序が守られていないと、世の中はメチャメチャになってしまう。だがやはり、「夜明け前が最も暗い。」という名言があるように、世の中がメチャメチャになっていたとすれば、それは世の中が健全な証拠であり、これからまともになっていく前兆なので、むやみに心配して社会全体で規制する必要はないのだ。

   講評   jun


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