対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   優勝フラッグ   PINPA

「では、運動会のクラスの旗のデザインを書いてください。」(書き出しの工夫)
と先生が言った。みんなは、それぞれの紙に自分の好きなようにドンドン書いた。私は、いつもクラスの旗のデザイン書きが大嫌い。いつも、私は適当にサッサッと書くもちろん、今回もそうだ。
 今回の絵は、大きく真ん中に6雪と書いた。これは、6年雪組の略だ。私達のクラスは雪組だ。6雪と書いた周りには大・中・小とさまざまな雪だるまがいる。その、雪だるまはみんなニコニコと笑っている。毛糸のぼうしにマフラー、手袋とどれみみんな暖かそうだ。
 「それでは、クラスの旗にしたい絵に手を上げてください!」
と先生がいいみんなは自分の選んだ絵の番号を覚え先生の大きな声を聞いていた。私は、とくに何も考えず仲のよい友達の絵である1番に手を挙げた。
 「23番がいいと思う人!」
先生が言った。すると、思いもよらないほどたくさんの子が手を挙げた。だいだい12人ぐらいいただろう。私はびっくりしておじいちゃんやおばあちゃんのように腰を抜かしそうになった。(ユーモア)
 結局、私の絵ともう1人の男の声が候補にあげられた。もう1つの絵は10票ぐらいだった。その絵は、ゲームに出てくるキャラクターが真ん中に書いてある。そして、必勝と下に書いてあり、小さく6雪と書いてある。別に、その絵は特に上手でもなんともなかった。しかし、遊び半分で男の子達がゲームのキャラクターだから手を挙げていた。私はその絵になるなら自分の絵の方がましだった。
 もう1度この2つの絵で多数決をとると私の絵のほうが断然多かった。でも、私の絵が旗になるのは気が進まなかった。私はめんどくさがり屋なのだ。だから、このようにいろ塗りはみんなで手伝ってくれるからいいが下書きは私がやらないといけない。しかも、私はやらないが旗の布をくれるのは学校だがそれを旗の形にするのは私達なのだ。どうしよう。
「どうしますか?」
と先生に聞かれ、私は断ろうかと思った。本当のことを言えば、断った。しかし、女の子2人が
「手伝ってあげるからやって!」
私に頼んできた。私が理由を聞くとこの絵に決まらなければ、男の子のあの変な絵になってしまうからだそうだ。そして、私の絵に決定した。
 先生に帰りに旗の布をもらった。
 母に私の絵に決まったこと言うと母はほめてくれたが、布を縫うことを話すと顔色が変わった。母に私は
「めんどくさい?」
と聞くと母は
「ちょっとね。」
と答えた。
 母に布を縫ってもらい、私は早速、下書きを始めた。私は下書きを元の絵のところと少し買えた。どかというと、雪だるまの所だ。私達のクラスのようにということで雪だるまの手と手をつながした。そうすることにより、仲良し度がよりアップした。
 学校にその布を持って学校に登校した。先生は
「これに放課後などの時間がある人は色塗りをやってください!」
 放課後、私は仲のいい友達6人ぐらいと隣のクラスから法かを借りてどんどん雪だるまや字にきれいな色を付けていった。雪だるまのぼうしやマフラーはいろんな色にしてカラフルにきれいに塗っていた。
「完成だーー!」
3日ほどかけて私達の旗が完成した。
 いよいよ、運動会当日だ。1クラスずつの運動場一周の行進が始まった。男の子の学級委員が旗を持ち、女の子(私)は6雪というプレートを持つ。だから、わたしはクラスでも1番前を歩いた。時たま、私の後から付いてきている旗が頭にそろそろと風のようにあたる。
 「これで、運動会の終礼式を始めます。」
と児童会長が言った。
「まずは、フラッグ大賞の発表です。フラッグ大賞とは低学年、中学年、高学年の部と3つあります。その、3つの部からそれぞれ1つ1番クラスの感じが出ているものを優勝とし賞品を差し上げます。」
全校生徒みんなは大興奮。早く結果を心待ちにしていた。いよいよ、高学年の部。
「高学年の部は6年雪組!」
私達は学級委員として朝礼台の前まで行き賞品と賞状をもらった。 
 私は、最初はノリ気じゃなかった旗作りもこうして優勝まで取れて本当にうれしいな。私はノリ気じゃないことでもなんでも人間やってみればいいことだってあるんだなと思った。まさに『ひょうたんからコマ』だ。

   講評   mako

 そうかぁ、はじめは乗り気じゃなかったのね^^; 「めんどくさい」気持ち、よくわかります。でも、最後までがんばってよかったね(^o^)丿 いいかげんな気持ちで作った旗には愛着(あいちゃく)もわいてこないし、そんな旗ではクラスもまとまる感じがしないもんね。しんどいことを乗り越えた後の喜びは、楽をした時の喜びとちょっと違う…だいぶ違うよね)^o^(
 『時たま、私の後から付いてきている旗が頭にそろそろと風のようにあたる。 』ここはすてきな阜サですね。
 パャRンでは、特に誤字脱字に気づかないことがよくあります。最後に読み直してみる習慣をつけるといいねです。

★サッサッと書くもちろん⇒サッサッと書く。もちろん
★だいだい12人⇒だいたい12人
★もう1人の男の声⇒もう1人の男子の絵
★どかというと⇒どこかというと
★隣のクラスから法かを借りて⇒法かって何でしょう??

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