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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   知識   ほり内

 私は、今高校でいろいろ勉強している。例えば、英語、数学、物理、化学、現代文、古文、地理、デッサン(笑)など、多種多様な教科を勉強している。そういった教科はだいたいは覚えなければいけないことがあり、また、思考力をつけなければならない。しかし、大抵の教科は主に黒板に書かれた「情報」をノートに写すということをやっている。このような方法をとっていると、情報が知識に変換されず、頭の中に余り残らないのである。情報を知識に変換するには、きちんと頭の中で考えてそのうえで記憶しなければならない。
 私たちは本当の意味での知識を作り上げる方法を身につけるべきである。
 その方法は、まず、情報に流されないことだ。私は、インターネット、本、新聞、テレビなどのメディアからいろいろな情報を仕入れている。しかし、ただ仕入れるだけでは、この先それに関する何か難しい質問があったら答えに詰まってしまう。私も、情報に流されたことがある。私は今、自作パソコンを作ろうと、勉強中なのだが、いろいろな情報を整理したつもりでもなかなか分からないことが多く情報に流されそうである。このような質問に答えるためには情報を正しく仕入れるだけではなく、その情報を迅速に理解、記憶し、それを考えて、熟成していかなければならない。
 また、学校で、もっと思考力を試すテストを実施すべきである。学校で、情報ばかりを求めたテストを実施しても、思考力がつかなければ将来生きていけない。そのために、思考力を求めたテストが必要である。例えば、社会の記述式問題、国語の記述式問題、小論文などが必要なのである。
 確かに、情報化社会に対応し、情報格差が無いように情報を仕入れるのは大切だ。しかし、私は、「漬物をつけるのに大事なのは、漬けるだけではなく、長い間熟成することである」と思う。情報をしっかり考えて、自分の知識に出来ればかなり良い思考力を得ることが出来る。

   講評   jun

 第一段落は、実例を挙げながら、情報が知識に変換されない現実について説明することができました。
 本当の意味で知識を作り上げる方法の一つ目は、情報に流されないということですね。自らの体験から「情報を迅速に理解、記憶し、それを考えて、熟成していかなければならない。」という結論を導き出したほり内君。自作パソコンにはかなり苦労しているようですね。(笑)
 二つ目の方法は、社会的な観点から考えることができました。記憶力を試すような試験が多いのが現実。でも、試験が終われば忘れてしまうような情報には意味はありません。
 結びの自作名言はよく考えたね。情報をためこむだけではなく、知識として熟成させていくことが大切ですね。

■「体験」というただし書を忘れてしまったのが残念。
                               

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