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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   世界   ラブリー

 世界
 世界中どこに行っても日本人は日本を持って動き回る。文化的カプセルに入っている限り、文化の皮膜が遮断して中から出ようとしない。日本人の場合、この皮膜はかなり強く、内側から破るということを日本人はあまりしたがらない。ある年のお正月、日本から一万人以上の観光客がハワイにやって来た。ハワイの観光局は、日本の人達を家庭に招くという計画を立てた。しかし、家庭を訪ねた日本人は6人しかいなかった。(要約)
 私にも、似た話がある。
 クラス変えの時、私の学校では学級の3分の1ぐらいしかもともと同じクラスの人がいない。それに、もしとても仲の良かった友達と離れてしまったら、あまり仲の良くない友達と一緒にいることになるだろう。それで毎日気分の良くない日を過ごすのは嫌だ。そういう時は、新しく仲の良い皮膜のように、この先に待っている仲の良い友達に近づくのをさえぎるものがあるのだろう。今勇気を出すのとずっと我慢をしていくのとでは今勇気をだすほうがいい。そうすれば、仲の良い友達と楽しい学校生活を送れるだろう。
 私自身も、体験をしたことがある。
 私は、幼稚園の時ニューヨークに少しだけ住んでいた。父の仕事の都合で私と母も少しの間いたのだ。
 日本では部屋に入る前に靴を脱ぐが、アメリカでは脱がないと言うのは誰でも知っているが、実際に住んでみるとなるとかなり不自由だった。トイレとお風呂が一緒の部屋にあるし、日本と違うところがたくさんあって、かなり住み心地が悪かったと思う。でも、幼稚園児の時は少しわくわくするような気持ちもあった。もしまた行くとしたら、たぶんゆっくりくつろげないと思う。
 ホームステイというものがあるが、それは外国の文化を学ぶためのものだ。そういうものに参加できる人は、この文化の皮膜を打ち破ろうと努力している人だと思う。楽しみな気持ちがあっても、きっと他の国で生活をするということは不安だろうし、とても苦労すると思う。そういうことがあるとわかっていてもホームステイに参加するという人には頭が下がる。郷に入っては郷に従えという言葉があるが、まさにこういうことをしているのだろう。(ことわざの引用)
 人間にとって外国を旅行するということは、その国のことを良く知るために行くことだ。外国に行って楽しむのに、自分の国のことをしていては外国に来た意味がないと思う。外国に行ったら、その国を知ろうとその国で楽しむ努力をしなければならないのだ。

   講評   nara


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