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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   がんばって!川の生き物   ちび丸あん

 わたしは、先週家族で『いたち川』という川にいきました。なぜかというと運動のついでに川にいくことになったのです。たぶん、お母さんとお父さんが計画して川にいくということになったのだと思います。
 三十分くらい歩いてやっと川につきました。なんといっても、わたしは川へいくことが一番の目的でした。お母さんパンを一切れわたしにくれました。そして、妹たちにもパンを一切れずつわたしました。わたしはパンを少しちぎって鯉にあげました。すると・…・・なんと食べてくれました。こんどはパンを少し大きめにちぎってみると……またまたたべてくれました。まるで『パンくいきょうそう』のように。パンが全部なくなると、お母さんが袋の中に入っているこなを川にちらべました。わたしたちが帰ろうとすると鯉たちが口をあけているので 
「もっとちょうだい! もっとちょうだい!」
と、おねだりをしているように感じました。
 前にもこの『いたち川』にきたことがあります。前、きた時も川の水はきたなくて『どろ水』でした。これでは、鯉や他に川の中にいる生き物がかわいそうだと思いました.。
 これからどんどん寒くなってきて川の水が冷たくなる季節がおとずれます。そうです。それは、冬です。川の中にいる生き物に
「無事に冬をのりきってね。応援しているよ! がんばって!!」
と、いいきかせたいと思いました。

   講評   nara

題名と、作文のまとめをうまくかさねたね。いい題名の作文は、「どんな内容だろう?」と本文を読むのが楽しみになる。これからも題名のくふうを心がけよう。(題名のくふう)と注意書きも題名の欄に入れておいてね。
 30分歩くのも気持ちのいい季節になったね。いたち川まで行くのはたいへんだったかな? お母さんがパンを用意していたということは、鯉がいることがわかっていたのだね。電話で話してくれた「パンをあげる前から、私たちのところに集まってきた。」という話を入れておいてもよかったかな。
 先生も同じことをしたことがあるけれど、パンやエサに集まってくる鯉は、すごい勢いだね。鯉の口は丸くて大きくて、水と一緒にゴボゴボとエサをすいこむ感じだ。中には、他の鯉の上に乗って、エサを食べようとしている鯉もいるものね。その様子を『パンくいきょうそう』『おねだり』と、たとえを使って上手に説明できた。小さな妹たちは、どんな様子だったかな。びっくりしていた? それともおもしろがっていたかな。
 後半で、よごれた川のことや、冬が近づいてきていることを入れたのは大成功だったね。川がよごれてしまう大きな原因は、人間にあることが多い。きれいな川を取りもどし、守っていくのは、人間の役目だね。ちび丸あんちゃんの気持ちが鯉たちに伝わるといいな。
 お母さんパンを → お母さんがパンを
 ちらべました → ちらしました/まきました

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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