対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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努力と幸運 PINPA
「子どものくせにかたいなー!」
「ほんまや、私が子どもやった時そんなにかたくないよ。」
「今の大人と同じぐらいじゃん。」
私は自慢になるほど体がかたい。エッヘン!(ユーモア)それは幼稚園ぐらいの時だった。私はお母さんにもおばさんにもおばあちゃんにも言われた。それに、お母さんもおばさんも子どもの時はやわらかく、おばさんは今でも普通の大人と比べたらやわらかい。だから、私はとてもバカにされた。
でも、私は1年生からダンスを始めた。ダンスは踊る前に体操をする。体操といってもじゅうなんのことだ。私にとっては恐怖のじゅうなんだ。悪夢を見ているようだ。ダンスをしている子はみんな体がやわらかく目が点になるほどびっくりした。
でも、今は6年生。体もやわらかくなってきた。今は足を横に180度きっちり開くこととたてに開くこと以外は周りのこと同じようにやわらかい(?)。あぐらのような格好で前に倒れるじゅうなんはみんなよりもやわらかい。
もっと、やわらかくなりたくて今度は夜のトレーニングをおばさんと始めた。始めた時には体もやわらかくなっていたのでおばさんにバカにされなかった。良かった。ほー。トレーニングを始めてもっと体がやわらかくなった。ヤッター!!
そうそう。この前、体力テストがあった。その時に壁に背中とお尻をくっつけて座り、ひざを上げないで前に倒れる。記録の仕方は壁と背中とお尻をしっかりくっつけた時に手を伸ばしその地点にメジャーを合わせ、台(メジャーの付いた)を押して何センチ押したかを記録する。
「はい、次の人!」
私の番だ。私の前の人たちは最高でも42,43センチだった。最低な人は18センチだった。
「はい、息を吐いてくださいね。」
と先生の言葉を合図に私は倒れた。先生が
「オッ、すごいー!50センチだ。」
私はクラスのトップになった。2回目も同じく、50センチだった。結果は1回目はクラスで2位、2回目も2位になった。もし、ダンスやトレーニングをしていなかったら私も18センチだったかも。もしや、それ以下だったかも。そう、思うとゾクッとする。体中にとりはだが・・。良かった・・。
私は、体がやわらかくなりたいという気持ちでがんばり努力した。その結果が6年生になって出せたことにとてもうれしく感じる。体がやわらかくなりたいと思っていた人に言います。幸運を手に入れるには影でこそこそとそれなりの努力や苦労がいるのだ。だから、決して私を運のいい人だといわないでください。努力すれば誰でも体などやわらかくなるものだ。人間は努力し、自分の力を全部使ってがんばればできるはずだろう。努力とはいい言葉だな。
講評 mako
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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