対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
努力=幸せの素 ミニまろ
ことわざにはいろいろなものがあるが、中でも私が好きなことわざは『笑う門には福来たる』である。このことわざにある“笑う”は「アハハ」と笑うということだけではなく、「努力」とか「幸せ」という意味も含まれている。つまり笑って努力した後には、その報いが必ず返ってくるという意味だ。笑わずにムスーッとしていたって、何にもならない。
例えば、いつも明るくニコニコしているAさんと、ブスッと少しの笑みも見せないBさんがいたとする。この二人ではどちらが“福集め上手”だろうか?? 友達に対しても明るいAさんは、たくさんの人から「いい子!」「人気者!」という良い評価がもらえるであろう。その結果、Aさんに協力したり助けたりしてくれる友達がもっと増えるかもしれない。一方Bさんは「感じ悪い」「暗いよねェ」という印象を与え、友達が去って行ってしまうかもしれない。Bさんを評価してくれる人がいなければ、何をやっても成功したと言えなくなってしまう。「私は運が悪い」となげいてもムダなのだ。人に好かれる努力をしない人のところへは、福はやってこないのだ。
ものごとがうまくいかない時に、笑っていることは難しい。しかしそこで笑うという「努力」をすることによって福を呼び寄せられるかもしれない。苦しさを顔に出しているだけの人は、私に言わせればただのナマケモノだ。苦しい時にも、笑顔で乗り切って努力すれば、きっときっとかなうはずだ。笑顔で努力している人は、その努力をまわりの人にも認めてもらいやすい。笑う人は自分自身が福をもらえるばかりではなく、その福を人々にも分け与えているのだ。まさにAさんは、“福集めの天才”である。
私は『笑う門には福来たる』が大好きだ。たとえつらいことがあっても、それを顔に出さず、私はずっと笑っていたい。つらさを不運のせいにせず、幸運に変える努力をしながら、笑っていたい。その分福が来ると信じて。
講評 nara
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
|
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)
| |