対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
小1から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。
志望校別の対応ができる受験作文。作文の専科教育で40年の実績。

昨日4215 今日1931 合計61706
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   不思議に思ったら   うここ

 科学的態度などというと、たいへんむずかしいことのように思いがちである。しかし、日常の生活におけるちょっとした心がけ次第でこの態度を身につけることができるものである。自然界に実際にあるもの、実際に起こっている現象は、けっして単純に判断できるものではない。自分の目を見開いてしっかりと自分の目で確かめる態度が必要である。科学的態度とは、疑問を、実験や調査によって解決しようとする態度である。
小さいときに祖母から、障子がなかなか閉まらないときには、ロウソクのロウをぬるとすべって閉まりやすくなる、ということを教えてもらったことがある。そのころはまだ何も知らなくて、ただ聞いていただけだった。
私はスキーが大好きで、日本にいたときは冬になると毎年スキーをしにいっていた。時には北海道までいったほどだ。 科学的態度などというと、たいへんむずかしいことのように思いがちである。しかし、日常の生活におけるちょっとした心がけ次第でこの態度を身につけることができるものである。自然界に実際にあるもの、実際に起こっている現象は、けっして単純に判断できるものではない。自分の目を見開いてしっかりと自分の目で確かめる態度が必要である。科学的態度とは、疑問を、実験や調査によって解決しようとする態度である。(要約)
小さいときに祖母から、障子がなかなか閉まらないときには、ロウソクのロウをぬるとすべって閉まりやすくなる、ということを教えてもらったことがある。そのころはまだ何も知らなくて、ただ聞いていただけだった。
私はスキーが大好きで、冬になるとよく、スキーにつれていってもらった。あるとき、思い切りスピードを出してもぜんぜんすべらなくて、父にワックスをぬってもらったことがある。ワックスをぬってもらったあとにすべってみると、さっきとはくらべものにならないほどよくすべった。不思議に思ってどうしてか父に聞いてみると、それは雪と、スキーの滑走面の間に薄い水のまくができるので、雪とスキーの滑走面がくっついてしまうからだそうだ。
もしかしたら祖母から聞いたロウソクのロウの話と似ているかもしれないと思い、父に聞いてみた。するとやはり原理は同じらしい。私はまるで大発見をした学者のようにうれしくてたまらなかった。
私が住んでいた長野県は、冬になると雪がいっぱいふった。私はよく雪だるまをつくって遊んだ。それで、私は、一つ不思議に思うことがあった。それはいつも雪だるまをつくった次の日、必ずといっていいほど、目と口がとけていることである。目と口は炭、鼻はにんじんで作った。炭には雪をとかす性質があるのかと思って、考えてみた。
私の考えだが、きっと炭は黒いから日光を吸収してあたたまるから雪がとけるからにちがいない。
 私は、何か不思議に思ったことがあったら調べてみるといいということが分かった。また、これからも不思議に思ったことがあったら調べてみようと思った。

   講評   ita

すばらしい!! のひとことにつきる感想文でしたね。字数も軽く800字を超えているし、内容も長文にしっかり合っています。本当によくがんばりました!!
<構成>
要約は大切な部分を適切に抜き出すことができています。言うことはありません。
<題材>
第二段落、第三段落ともによくできていますよ。第二段落は祖母から聞いた話。ここで終わるのかと思いきや次のスキーの話に発展させることができました。前得た知識を次に活かす姿勢がとてもいいですね。第三段落のゆきだるまの例もゆきちゃんのしたことがそのまま長文の「科学的態度」に呼応していてすばらしい!「なんでだろう」で留まらず、そこから「考える」という作業はなかなかできません。よくがんばりました。
<表現>
「たとえ」「いろいろな思ったこと」どちらも使って感想文をしあげています。「大発見をした学者のよう」とはそのときのゆきちゃんの思いをとてもよく表現しています。
<主題>
わかったこともしっかりとまとめることができました。
<表記>
常体で書くことができています
(←このうさぎの場合は鼻から溶けていくのかしらね)

★ ゆきちゃん、多分コピー、ペーストの手違いだと思うけれども二重に文章が重なっているところがあります。でもしっかり800字は超えているので安心してね。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)