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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   ピンク色の桜の花びら   うここ

うすいピンク色の花びらがちらほらと落ちてくる。私が初めて木登りをした木は小学校の桜の木だ。私が日本にいるときに通っていた小学校は自然がたくさんあった。なかでも、春になると校庭のまわりに咲く桜が有名だった。
春になると全校でお花見給食をしたりした。お花見給食の日は特別だった。四時間目ぐらいから給食当番が、ご飯やおかずを全部校庭に運び出し、あとの人たちは給食当番の人たちのはしやナプキンを持っていってあげて、いい場所を確保する。だからこの日に給食当番になった人は運が悪い。なぜならいい場所を確保できないからだ。それからもう一つ特別なことがある。それは、昼休みがいつもよりながくなること。そのときに、みんなで木登りをしたのだ。私がはじめて登った桜の木はあとで思うと、とてもひくい木だった。でも、一年生か二年生の頃だったからとても高く感じられたのかもしれない。苦労して苦労して、やっと登ることができたときにはとても感激した。うすいピンク色の花のほんのり甘い、まるで香水のような香りがただよってきて、ふと上を見上げると、満開の桜の花が「よかったね。」といっているように見えた。初めてできたことは、とってもうれしいものだということがわかった。
私は、それから木登りが大好きになった。お花見給食の日が終わってからも、友達と一緒に毎日、校庭の桜の木に登って遊んだ。だんだん、いろいろな木にも登れるようになり、木の上をお家にみたてておままごとなどをした。
私はときどき日本に帰りたくなる。それはやはり、うすいピンク色の桜の花を思い出してしまうからだと言うことが分かった。

   講評   ita

この間は電話指導ができなくてごめんなさい。有紀ちゃんの声が二週続けて聞けなくて、先生はとても残念でした。今、日本は雨ばかりです。熱帯雨林のスコールもすごかったけれども、じとじとと降り続く日本の雨より先生は好きでした。シンガポールも雨季ですね。きっとすさまじい雨が降っているのでしょうね。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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