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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   言葉が変わると…   うくほ

方言で「つるべ」のことをツブレ、「ちゃがま」のことをチャマガ、「つごもり」をツモゴリと言う所がある。このような現象は幼児の言語に見られるもので、恐らく起こりは幼児時代の言語に始まったものであろうが、ある地方でこのような誤りが定着したのも、本来「釣る瓶」「茶釜」「月隠」であるという言語意識が薄れてしまったからであろう。ことに話し言葉では漢字でどう書くかを問題にしないから、意味を支持するものがないためにとかく変化しがちである。(要約)私は、実態に合わせて言葉を変えていくべきではないと思う。
第一の理由は、頻繁に言葉を変えると混乱が起こるからだ。例えば、友達からつけられる、ニックネームというのがあるだろう。私のクラスの女子は、中学校に入って、最初の行事の時、全員のニックネームをつけた。全員つけたとなると、一気には覚えにくい。それで、みんなで覚えている限りで、ニックネームで呼び合っている。ところが、だんだんとその呼び方より、別の言い方の方がいいやすいという時があった。そこで、ニックネームを変えたのだが、私の場合、前の呼び方か、今の呼び方か、どっちで言えばいいのかわからなくなってしまうのだ。他にも、一部の人だけが使っているニックネームもあるのだが、それでも結構迷ってしまう。(体験)
第二の理由は、昔から親しんだ言葉には愛着があるからだ。例えば、データに、「四季を代表する旬の食材」というデータがあった。それは、春の一位は、たけのこで53・3%。夏の一位は、スイカで44・5%。秋の一位は、サンマで38・5%。冬の第一位は、大根で19・5%。冬の第二位は、ミカンで、17・3%というものだ。このデータからして、言葉ではないけど、昔から食べているものは、なんとなく、愛着があると思う。
確かに、実態と言葉が一致していた方がありがたい。でも、「自分の心のうちに持っていないものは何一つ自分の財産ではない。」という名言もあるように、昔から使ってきた、愛着のあるものの方がいいと思う。

   講評   kira


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