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　　　ぴったりだといいことがあるタイミング　　　いえい

　そったくの機という言葉がある。得がたい好機の意味で使われる。頭の中に卵が温められていて、まさに孵化しようとしているときなら、ほんのちょっとしたきっかけがあれば、それで雛がかえる。即興に生まれてすばらしいものもときにないではないが、まず普通はじっくり時間をかけたものでないと、長い生命をもちにくい。（要約）
　私には似た話がある。例えば、バスにのってお友達のうちに遊びに行くことにした。そこは、東海道線でつじどうという駅でおりてそこからバスにのる。バスの時刻はまったく知らなくて
「何分、待つのかなぁ」
と思いながら行った。駅の階段をおりたらバスがもう来ていた。あと１分というところでぎりぎりのれた。その時はとてもタイミングがよかった。
　宿題をやっていたときのことだ。もう、おなかが
「ぐーぐー」
となってしまいました。まるでおなかがなるのが音楽の合そうのようだった。その時の宿題はとてもむずかしかったのでなかなかはかどらなかった。やっと終わったと思ってのびをしていたら
「ごはんだよ」
と母がよんだ。そしてたくさん食べた。ちょうどのタイミングだった。
　この間、父と新幹線のなかで１分間を自分で数えてあてるゲームをやった。私の番が来た。
「よーい。スタート」
とはじまった。私は
「１、２、３、４、５、６、７、８、９、１０、１１、１２、１３、１４・・・・。」
でも２０秒くらいたってごちゃごちゃになってしまった。もおいいやと思いてきとうに
「ストップ」
と言った。そうしたら本当にぴったりだった。自分でもすごいと思った。父もこういうゲームを子供の時から知っていたと聞いた。
　タイミングがぴったりだといいことがたくさんありとくすることがこの体験を通して分かった。

　　　講評　　　jun