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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   お正月はこれだ!!   かず

「ポン、ポン、ポン」「書き出しの工夫」
と卓球のボールを打つ音が聞こえる。今はお正月、本来なら母の実家の岩手県に帰ってのんびりと過ごしていた。しかし、これからのお正月は卓球一筋だ。最初はあまり嬉しくはなかった。でも我慢して行った。卓球の合宿は、父が監督している大学生たちとやった。あと来年大学に入ってくる高校生や、中学生も来た。みんな一生懸命だった。
 まず行ったら、私も二日目から練習に入れてもらう事になった。知らない人がたくさんいて、またいつもとは違う緊張感だ。練習は2つに別れてやった。練習はハードで長かったが、私は卓球をたくさん出来る事が楽しかった。なぜなら卓球を朝から晩までやることは今まで少ししかなかったからだ。私にとってはまるで天国のようだった。卓球をたくさんやっているうちにみんなと仲良くなることができた。途中で高知県から私と同じ学年の人が来た。相手は全国でもトップクラスなので、卓球では勝てない。私はその人が来てくれたおかげでよりがんばれるようになった。以前一回あったことがあったが、なかなか緊張して話すことが出来なかった。
 そして12月31日みんなで団体戦をやった。チームは6チームに別れてやった。な、なんと勝ったチームは・・・・・賞金ではなく、大掃除をやるのでどこをやるのか決められるくらいだ。ちなみにビリと最下位から2番目は便所掃除だ。それを聞いてみんなは少し気合が入った。(笑)1試合目は、私は出られなかった。それに試合も負けた。でも2試合目は出させてもらえた。自力では勝てないということでハンデ8本くれた。私はこれなら勝てるだろうと思ったが、みんながこっちだけに視線を集めていて緊張のあまり入る玉も入らなかった。結局1セット取られてしまった。なんだか自分が情けなかった。しかし二セット目は同じチームの人からアドバイスをもらって、ぎりぎり勝てた。3試合目は緊張もほぐれてきて焦らずに勝てた。私は嬉しくはなかった。むしろ安心した。父に私は、
「こんなにハンデありで勝っても嬉しくない。」
と言った。そしたら、
「こうやってハンデを少しずつ少なくして、最終的には勝てばいいんだよ。」
と言われた。私はそれもそうだなと思った。ここのチームは勝ったが、最下位から2番目だったので、トイレ掃除決定!!となった。私は、「まあ、私もトイレを汚しているので仕方ないな。」と思った。トイレ掃除は思ったより楽しかった。練習が終わって私はまだやり足りなかったので、大学生に練習相手をしてもらった。練習は3時間30分ほどやった。さすがに誰も残って練習をしていなかった。その後私は悲惨なめにあった。私と練習した大学生は聞いた話によるとメチャクチャ頭が良いのでなんと母が勉強を見てくれと頼み、私はテレビを見ていたのに大学生が、
「和君、勉強教えてって頼まれたけれど・・・」
と言われた。私は奈落の底に落ちた気分だった。一応何とか勉強は片付いた。そして11時30分になったので、また卓球を始めた。卓球で年を越すという意味だ。私は来年はあやまちをしないようにということで、12時までラリーを続ける事にした。12時になろうとする時父が、
「3,2,1、新年明けましておめでとう。」
と言った。私は、「はあー、今年も終わったかあー」と安心した。そして最後の日、「なんだか早かったなあー。」と思いながら練習をした。私は以前とは精神力や卓球の技術が上がったと思う。練習試合では福井県チャンピオンとやった。結構ラリーも続いて自分としては満足している。私はもう少しホームを良くしたい。
 私が精神力で上がった事とは、試合に対しての自信だ。私は合宿の間、毎日試合をしていたからだ。最初はあまり嬉しくはなかった。でも我慢して行った。(書き出しの結び)私は今思えば、本当に行って良かったと思う。もし行っていなかったら、まだまだ今だに未熟だと思う。人は何事も練習をしなければいけないと思う。たとえ才能がある人だってどこかで苦労をしたと思う。私は来年も合宿に出て大晦日を卓球で終わらせたい。

   講評   nara


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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