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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   「自分」ができること   Puma

 私たちの社会において「大人である」とか「大人になる」とかいうことが、何を指すのかがはっきりしない。「大人になったら・・」とか、「将来何になりたいか」という質問を、今受験の時期なので、面接の練習でよく聞かれるが、ほとんどの生徒は、「まだ決まっていませんが、・・・」と言う。大人というのは何なのか。そう問われると、私なら絶対言葉につまってしまう。私は今子供であり、今しなければならないことも、分かっているつもりだが、将来や、あとの自分を聞かれると分からなくなってしまう。私は、今のことだけでなく、後の自分が何をすればよいのかをちゃんと考えて生きたいと思う。
 その第一の方法として、世界のことについてよく知らなければならないと思う。学校で、ユニセフなどについて、よくビデオ学習などをしたりする。世界の困っている人々をたすけるために、私たちが今できること、これからするべきこと、どんなことができるかなどは、考える事ができると思う。そういう風に、世界全体について、さまざまなことをしり、自分ができることを考えることが大切である。そうすれば、自分が世界にとってどういう存在か、どういうことをすればよいのかが分かると思う。
 第二の方法として、自分の行動に責任をもつ癖をつけることが大事である。上の方法で、もし自分が何をすべきかがわかって、それを行動にうつしたとしても、それがもし悪い方向にいってしまったり、失敗したときに責任がとれなければならない。その後にどうするか考えたり、自分の行動を反省して、改善点を見つけていったりしなければならないが、責任をとらず、ほったらかしにしてしまっていては、そのあと自分がどのような行動をとったらよいかも分からないし、世界にとっての自分の存在も、良いものではなくなってしまうかもしれない。自分のすべきことをみつけ、それを実行するからには、最後まで責任をもって、それを遣り通すことが普通である。そのためには、今からその癖をつけなければならないとおもう。学校の先生がよく、「自由の裏には責任がある」とおっしゃっていた。自分の判断で自由な行動をとるのはよいけれど、自分がしたことの責任はちゃんととるべきだ、ということだ。私はこの先生がおっしゃったことを心において、自分のできることを探したいと思う。
 私たちは、今はまだ「子供」のうちにはいっていると思う。子供というものが何をさすのか、子供はなにをするのか。という捕らえ方はしなくていい。いま、「自分」ができることを探せば良いのだ。大人になっても同じである。「大人」だからしなくてはいけないもの、を考えるより、「自分」がすべきことを探したほうが、自分もやりやすいし、それを実行するときに面倒だと思うこともなくなるだろう。私もこれから、世界についていろいろと調べ、自分ができることをさがし、また、友達とそのようなことも話しあってみたいと思う。

   講評   kira


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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