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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   緊張するー   かず

 心臓がドキドキ。私は父が卓球の指導者なので、よく指導をしてもらえる。また、卓球チームにも入っている。私は、待ちに待っていた調布の大会があった。私は5・6年生の部で出た。中学生の部より小学生の部の方がレベルが高いので、なかなか優勝はできない。
 私はゼッケンを初めて付けて気合いを入れた。そしてやっと試合が始まった。試合形式はまず、予選リーグで4人の中から一位と二位がトーナメントに出られる。私がいるEブロックには同じクラブチームの私より背も10cmくらい高い結構強い人がいた。卓球は11点取ったら1セット取れて3セット取ったら勝ちだ。ちなみに一点もとれない事をラブゲームという。私は一試合目はこの大会では珍しい学校のクラブの人と当たった。「これなら勝てるぞ!」と思った。私はこの試合でいろいろ考えさせられた。1セット目は相手の弱点を知った。そして2セット目はラブゲームで勝った。相手は泣きそうになってしまい私はどうしようか迷ったが、手を抜かずにやることにして3セット目も勝利で終えた。同じチームの人が勝っている姿を見て、うれしかった。でもライバルが増えるのは残念だ。第二試合目は難なく勝ち、このまま波に乗りたいと言いたいところだけれど、第3試合目は同じチームのみんなが強いという人と当たった。私は「アンラッキー」とがっかりした。だからといって妥協せずに常に勝利を狙ってやった。父と母、同じチームの人が見る中始まった。今までの練習を思い出して望んだ。1セット目と2セット目は勝ったが、3セット目は取られた。しかし4セット目は勝って「よっしゃー」と思った。みんなに、
「かず君、勝った?」
と言われて気分良く、
「当たり前だよ!勝ったに決まってるだろう。」
と言った。私は一位通過だったので他のブロックの二位と当たる。休んでいる間、弟が試合をしていた。弟ははっきり言って弱いので、不安だった。弟がミスするたびに、「全く何をやっているんだよ!」と思いながら見ていた。そう思っている間に私の試合が始まった。少しとまどったけれど、3対0で勝った。そして5試合目負けたら終わりという不安と勝ったときの喜びが、私の頭を過ぎった。両者、
「宜しくお願いします。」
と言い、始めた。なかなかラリーは続いたが、最後には打ち返されてしまった。1セット目はものにすることができなかった。しかし、2セット目は勝利をものにした。3セット目も勝った。4セット目は取られてしまい、ぐっと不安になってきた。5セット目はその不安が表に出て、この大会の中でも最悪な試合となった。結局負けてしまい、私はショックから立ち直れなかった。みんなから、
「かず君、勝ったの?」
と言われた。私は首を横に振った。父と母は、
「よくここまで勝ったなあ。」
と言っていたが、私はあまり満足は出来なかった。
 練習は大切と言うことが分かった。私はあきらめず、集中力をもっと切らさずに試合をすれば優勝も夢ではなかっただろう。特に最後の負けた試合だ。私は父が卓球の指導者なので、指導をよくしてもらえる。(書き出しの結び)そんな私は幸せ者だ。もっと本格的にやれば、もっと上手くなれるだろう。人間は負けることによって成長していくのだろう。私ももっとたくさんの試合に出て、たくさん負けて最後は優勝したい。これから卓球でつらいことはたくさんあると思う。あとは私の意志と卓球に対する好きでやっていきたい。

   講評   nara


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