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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   力を合わせたキッズフェスタ   デイジー

 (絵)
 わたしたちは今「スーホの白い馬」のろう読をしています。なぜかというと、もうすぐ「ふれあいキッズフェスタ」があるからです。わたしはキッズフェスタが楽しみなので、がんばっています。わたしたちはスーホの白い馬のペープサートをします。みんな、キッズフェスタのためにいっしょうけんめいです。毎日、毎日れんしゅうをつづけて、AグループとBグループに分かれました。わたしはAグループです。なかよしの竹内さんもいっしょでした。わたしは、
(竹内さんといっしょでよかったなぁ。)
と思いました。つぎはお人形作りです。わたしは、
「竹内さん、いっしょに作ろう。」
と言うと竹内さんが、
「いいよ、いいよ。いっしょに作ろぉ、いっしょに作ろぉ!! ねぇ、何作りたい?わたしはスーホ!」(長い会話)
と聞くので、わたしはこまってしまいました。すると池松さんが、
「スーホやりたい人!」
と大きな声で言いました。まるでマイクでしゃべったみたいに教室中にひびきました。わたしと竹内さんはサッと手を上げました。ほかの人もたくさん手を上げました。すると池松さんが、
「じゃあじゃんけんしたほうがいいんじゃないか?」
と言ったので、わたしたちはみんなでじゃんけんをしました。わたしが一番さいしょにまけてしまいました。
(くやしいー。)
と思っている間に竹内さんもまけてしまいました。けっきょくわたしと竹内さんは村人を作ることになりました。作りはじめると竹内さんが、
「高橋さんうまいじゃん。」
とほめてくれました。わたしも竹内さんに、
「竹内さんだってうまいじゃん。」
と言ってわらいました。
つぎは声ぎめです。わたしと竹内さんはまたスーホに手を上げました。わたしは、
(こんどこそかつぞ!!)
と思いました。そうしたら! 本当にかつことができました。声ぎめが終わると、みんなでれんしゅうをしていきました。
 そして…本番の日わたしは、ドキドキワクワクしながら学校へいきました。学校につくと、さいしょにつくえをさげました。あとはペープサートのじゅんびをするだけです。ペープサートのじゅんびもできました。後はたくさんのおきゃくさんが来るのをねがうだけです。いよいよお話げきじょうがはじまりました。さいしょはわたしのいるAグループからです。わたしは自分の読むじゅん番がくるのをきんちょうしながらまちました。でもわたしは思ったよりうまくできました。そしてあっというまに一回目がおわってしまいました。おきゃくさんもたくさん入ってくれて、大きなはく手をしてくれました。お父さんとお母さんも見に来てくれました。二回目も大せいこうでした。
 つぎはわたしたちがおきゃくさんになる番です。ほかのクラスもたくさん見てまわりました。中でも一番おもしろかったのが理科じっけんです。わたしも4年生になったら理科じっけんをやってみたいです。
 

   講評   nara

『スーホの白い馬』かぁ。懐かしいなぁ。先生みたいに大人になってもこの物語はおぼえているよ。この物語を演目(えんもく)にするのならば、やはりスーホのたんとうをしたくなるね。なかよしの竹内さんも同じ気持ちだったのだね。2人とも、人形作りではたんとうになれなくて残念。村人の人形を作りながら、おたがいに「うまいじゃん。」と言い合っているところはいい場面だね。声ぎめではデイジーさんに決定! もしかしたら、竹内さんもやりたかったかもしれないなぁ。デイジーさんに決まったとき、竹内さんは何か声をかけてくれたかな。
 この作文は、キーワードをしっかり入れて、字数もいつもどおりとても長く書けたけれど、組み立て方をもうひとくふうできるといいな。じゅんびでもみんながんばったけれど、本番の日も、みんなが力を合わせたからこそ、大せいこうだったのだよね。全体のバランスを見ると、本番のときのせつめいが、前半にくらべて少しすくない気がするな。
 大せいこうのあとの、クラスのみんなのようす(ほっとした顔・うまくいってにっこりした顔など)をつけくわえるといいね。また、「力を合わせた」という今回の作文の一番中心になることを、まとめのだんらくにも入れておくと、よりまとまってくると思うよ。
 

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