対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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金曜日夜の1時半のことだった うまき
「お休みなさい、いい夢見てね。」
いつもならこうやって終わる一日だが、今日はお母さんが先に寝てしまったのでこうしては終わらなかった。今日は金曜日なので夜更かしした。明日寝坊してもいいから・・・。
ぼくは、お姉ちゃんと夜更かしした。弟は眠たがりやだから眠っていた。
(本当に貴央はねむたがりやでいいな。ほんのちょっとでもいいから眠気をもらいたいな。)
と思ったこともある。貴央は、弟の名前だ。
「ねえ、夜更かしするからビデオでも見るか。」
とぼくが言った。おねえちゃんは、
「いいよ。」
といってテレビをつけた。運動会のビデオを差し込んだ。運動会のビデオで約30分ぐらいだからまだいっぱい時間があまる。
運動会のビデオが終わったお姉ちゃんはパソコンをやり始めた。
ぼくは、弟が書いた昔の漫画を読んでいた。
題はこう書いてあった。
(ポケットモンスター化石復元理論前編)
内容は、肝心な化石が出てこなかった。後編にも、肝心な化石が出てこなかった。ぼくはそのときこう思った。
(こんな意味わかんない漫画かいて面白かったのかよ。)
ぼくはふとお姉ちゃんのほうを見た。パソコンでお姉ちゃんが欲しがっていた、ファイアレッドというゲームを検索していた。ぼくはあまりほしくないが弟の漫画より興味があった。お姉ちゃんを見てぼくはびっくりした。
ぼくにとってはどうでもいいところでも熱心に読んでいた。
(そんなに欲しいのかこれが・・・。)
ぼくはそう思っていた。
ぼくはお姉ちゃんの部屋へ行こうとした。お姉ちゃんの部屋にはいっぱい漫画があってどれも弟の漫画に比べると、100倍以上いいものだ。だがおねえちゃんの部屋へつながる廊下はまるでお化け屋敷の中のように暗い。でも電気をつければ暗くない。すいすいいけるのだ。
(ついた、さて漫画を読むかと。)
そのときもう1時ごろだった。ちょっと眠かった。
しばらく漫画を読んだ。かなり眠くなってきたのでリビングへ戻った。するとおねえちゃんも眠そうだった。だから、ぼくはすぐふとんにもぐりこんであっという間に眠りに落ちた。
金曜日夜の1時半のことだった。
講評 siro
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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