対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
小1から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。
志望校別の対応ができる受験作文。作文の専科教育で40年の実績。

昨日3224 今日2834 合計58394
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   人間と資源   ポテチ

 私が市場へゆく道は、いかにも自然発生的な細いやさしい道だ。その道は最近アスファルトがし
かれてしまった。私は舗装されたのを残念に思った。もちろん舗装された道も場合によっては大切
である。ほこりをあびせかけられる街道筋の家などは気の毒で見られない。一刻も早く舗装しなけ
れば、道すじの家は窓も開けられない。だが、道が一番道らしいのは、人間のくらしをあたたかに
支え、いろいろなものを発見することのできるふみしめられた道である。この事だけは忘れてはな
らないのだ。(要約)
 私は学校の遠足などで、学校の近くの森林公園へ行ったことがある。名前の通り森林公園には森
林が沢山あり、広かった。とにかく高い木が何本あり芝生も植えてある。いつきても、何回行って
も気分が良くなり、すがすがしくなるような場所だ。私の家の近くにも公園はあるが、森林公園の
ようにすっきりする気分には別にならない。何が違うのかと二つを比べて見ると、自然という言葉
が頭に浮かんだ。森林公園には虫や鳥などが沢山いる。つまり、虫や鳥までもが好くような場所な
のだ。確かに森林公園は、一部を除いて人間がつくったような遊び道具が一切なかった。考えてみ
ると森林公園に行った時はいつも自然と接する遊びをしている。池でザリガニを取ったり、花で冠
を作るというようなことだ。そんなことでも飽きないのが自然の力なのかもしれない。それに比べ
私の近くの公園には、すべりだいやブランコなど人工的なものが多くある。すべりだいやブランコ
は遊び方が決まっているため、遊んでいる時は楽しくても森林の周りで遊ぶ時のように気分が良く
ならないのはよく考えてみると当たり前のことである。(前の話)
 最近、新聞などで環境問題が良くとりあげられる。私としては人間は資源をまるでお金のように
無駄づかいしているように思う。最も資源を自分のために破壊している事じたい人間は悪いのだが、
ただ綺麗だからというように、やってもあまり価値のない破壊の仕方を人間はしすぎだと思う。も
う少し資源というものを真剣に考え、大切に扱えば資源も残るし、環境問題という「問題」が一つ
なくなるのだから、こっちの方が数倍いいのではないかと私は思った。
 人間にとって資源は目に見えないところで大切な役目をしているものだと思う。しかしそんな大
事な資源をどんどん壊している人間は情けないと思う。だから私はできるだけ資源を大切にして行きたいと思う。

   講評   jun

 1200字には届きませんでしたが、むずかしい課題でよくがんばりました。
 ポテチさんの要約を読めばこの長文の筆者の言いたいことがよくわかります。
 体験実例と社会実例の両方を挙げたところもいいですよ。
 似た話の一つ目は、自然がたっぷり残っている森林公園のことが書けたね。木が多く、ただ広いだけの公園。人工的な遊具が整っている公園に比べると一見物足りないような感じがするかもしれませんが、実際にその公園で遊んでみるとさまざまな発見があって、気分も爽快になるというわけですね。二つ目の似た話は、環境問題を取り上げることができました。
 最後は、題名にもなっているように「資源の大切さ」ということでまとめることができたね。

▲「大切にして行きたい」→「大切にしていきたい」 ひらがなで。

   

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)