対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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チャレンジ精神 すみすみ
日本人は、恐ろしく自分の長所を表に出さないようにしていると思う。例えば学校生活でも、自分の個性を主張すると「自慢」だと見なされ、嫌われる。そういう雰囲気を周りから無くしていくことも大事だと思う。
まず第一の理由に、積極性が育たなくなってしまうからだ。小さい頃から出来ることは出来る、出来ることは出来ないと言える家庭や学校で育った子供は、大きくなっても自己主張出来る人間に育つ。(結果的にそれが原因でいじめを受けて、その積極性を無くしてしまう場合もあるが)しかし、そのような環境で育っていない場合はいざというときにもなかなか自分から言い出せなかったり、自己主張が出来なくなってしまうことが多い。確かに、有ること無いことできるできると言いふらして、あとで責任をとれないというのでは困る。だがある程度積極性を持った大人に周りが育ててやらないと、本人も分からないまま消極的に育ってしまう。そうなるといろいろな面で損こそすれ、得はしないと思う。高校や会社の入試の面接でも、積極性が無ければ評価されないだろう。
第二の理由は、そういう雰囲気があることで、周りの人も型にはめて考えるようになり、人の一面しか見られない狭い考えの人間になってしまう可能性があるからだ。「何々さんらしいね」とか、逆に「らしくない」という表現も、そういった見方から出てきた言葉だろう。「らしさ」などというものは、もともと他人が勝手に作っているものであって、本人にとってみれば全然見当違いの「らしさ」をつくられていた場合も少なくない。私が中学校に入学した時にも、知り合って間もないのに、すでにその人のイメージを勝手に作って、「らしくない」などと決めつけられたことがある。人を嫌う事にしても、その人の悪い面だけを見ているからその人全体が嫌いだと思ってしまっているだけである。人には必ず良いところが有るはずで、そこを見ることが出来る人が積極的であるひとでもあるとおもう。
広い考えをもてたり積極的に行動できる人になれば、今よりももっと「小さな幸せ」が増えるかもしれない。
講評 kamo
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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