対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
小1から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   目標   ケイちゃん

 「やっと終わったー。」
今日も、塾での授業が終わった。
 僕の目標は、中学受験で志望校に合格する事だ。そのためには、勉強をたくさんしなければならないが、たくさんはしていない。
 僕は、塾に後から入って、勉強がおくれている。しかし、遅れているのに塾の宿題や、テストの勉強や、塾の勉強の復讐などで精一杯だ。目標達成するのは難しいと、つくづく思う。
 僕が、中学受験をしようと思った「わけ」は、同じクラスに、気の合う友達がいないからだ。クラスの友達の中には、ゲームなどの通信ケーブルなどを持っていると、使うだけ使って用がなくなるともう無視したり、遊ばなくなったり、簡単に言えば、用の無くなった友達は、捨てていくようなものだ。だから、また最初から気の合う友達を探そうと思い中学受験をすることにした。
 母は、目標を持った人は最後まであきらめず頑張っていけると言っている。だが、僕は、頑張っていない。
 僕の行っている塾では、年に二回テストがあって、(実力テスト)そのテストで成績が良くないと塾にいられない。だから、頑張ら無くてはいけない。
 ぼくは、これから目標を達成するために、頑張っていき、塾に残れるように、自分の志望校に合格できるように、頑張っていきたいと思う。

   講評   mako

 何となく受験するのではなくて、しっかり希望や目標があるのはいいことね。とはいえ、やっぱり勉強はつらいことも多いかな(^^ゞ 厳しい塾なのね。テストは、みんなに一生懸命勉強させるための作戦なのでしょう。今できることを精一杯がんばっていると絶対いいことがあると思うよ。人生はその連続です。どういうわけか、一番勉強したくない遊びざかりの子どものころが一番記憶力も吸収力もすぐれているときみたいです。この時期を大切に、遅れなんて気にしないでがんばってね(^^)
 ケイちゃんぐらいの年頃からそろそろ友だち関係に悩むことも増えてきます。使い捨てのような人間関係はいやよね。損得(そんとく)だけでしか人とつきあえない人はさびしいね。自分とぴったり合う人は、なかなかいないと思うけれど、自分とちがうところが好きになったりすることはたくさんあります。これからおとなになるまでに出会う人は、一生の友だちになるかもしれません。楽しみね。
 書き出しがいいね。受験の理由がくわしく説明できていてよかったです。ケイちゃんにとって友だちとはどういうものだと思いますか? どんな友だちがほしいですか?

★復讐⇒復習
★クラスの友達の中には、ゲームなどの通信ケーブルなどを持っていると、使うだけ使って用がなくなるともう無視したり、遊ばなくなったりする子がいる。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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