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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   私の目標   

自分の母語が分からないという気持ちをもった事がありますか。≪構成≫私はアメリカに十二年間住んでいた帰国子女です。日本に帰国してから早くも二年が経ち、今では二年前の私と比べものにならない程日本語が上達しました。しかし、それでもやはり学校では不自由があります。
二年前、初めて日本の中学校で受けた授業の事を私はよく思い出します。あの時の事は懐かしく思えるけれど、それと同時に今でもその障害は残ったままなのではないか、と思います。初めての授業はたしか歴史の授業でした。日本史を全然勉強した事がなかった私にとっては訳が分からなくて当然だったのですが、その前に、大きな問題があったのです。先生の口から出てきた言葉が聞き取れなかったのです。両親が、私が聞き取れるようにとゆっくりと話してくれた日本語にしか慣れていなかった私は、まるで本当に右の耳から入ってきた事が左の耳から抜けていくように早口な先生の言葉がまったく聞き取れなく、本当に大変でした。けれど、経験を重ねることによりその壁を乗り越える事ができたのです。
しかし、中一では「聞き取れない」という困難は克服する事ができたのですが、中二、中三、と学年が上がっていくのにつれ、やはり先生が使う言葉の難易度がどんどん上がっていきます。私は聞き取れない事を乗り越えたのですが、中二は電子辞書を手放せない状態でした。先生がおっしゃった事を英語に直してはプリントに書き、という事が繰り返されていき、五十分の授業が終わる頃にはへとへとになっていました。≪題材≫
そこで私は今後の目標として日本語を頑張る、という事を選びました。もちろん普段の授業でも十分に日本語の力が上がっていっている事は実感していますが、それ以上に頑張っていきたいのです。読書をするなど、自分で積極的に日本語の自習に取り込めたらいいな、と思っています。これからも日本語の力を伸ばしていき、完璧なバイリンガルになれる日がくるといいです。

   講評   siro


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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