対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
小1から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   嫌だけど好きな部活   T.H・LOVE・I..R

 「よぉ〜チャチャチャ、チャチャチャ、チャチャチャッチャ!!」
これは、私の部活恒例のクレッシェンド五本締めです。この間の三月二十九日にあった定期演奏会の時にもしました。私の部活では毎年十月に文化祭で、三月に定期演奏会があります。
 年は遡って二千二年の五月。この時私は初めてヴィオラを手にしました。友達と一緒に入った管弦学部。こんなに大変な部活だとは思っていませんでした。夏休みだって半分以上、春休みは半分以上行く上に二泊三日の合宿。長い休みの時は、九時から三時まであります。よく(いやだな)と、思うことがあります。でも、演奏会が終わった後はすごく充実した気持ちになります。
 ついこの間のことです。わたしは、部活が嫌になってしまい三日間ぐらい連続で休んでしまいました。そして先生に怒られてしまいました。その時わたしは、今さらって感じだけど(もっと真面目に頑張ろう!!)と思い、家に楽器を持って帰って沢山練習しました
。そうしたらたった二・三日しただけなのにいろんな弾けなかった
早い場所・音程の悪かった所・リズムの取れなかったところなどが
、弾ける様になりました。そして、とっても気分が良くなりました
。この時感じた気持ちを忘れずにこれからも頑張っていきたいと思います。

   講評   siro

 彩香ちゃんはヴィオラが弾けるのですね。先生も実は音楽は大好きで、小・中学校時代は吹奏楽部でクラリネットを担当していました。ピアノも幼い頃から習っていましたよ。音楽鑑賞も好きで、クラシック、ポップス、ロックなどジャンルを問わず何でも聴きます。音楽や美術など、芸術的なものに感動できる人間になりたいと常に思っています。特に今の彩香ちゃんくらいの年頃は、いろいろなことに敏感になりますよね。「感じる心」を育てるのも今がチャンスかもしれません。学校の勉強ももちろん大切なことですが、それだけではなくいい音楽を聴いたり、美術館に行く機会を積極的に作ったりして、心を成長させて欲しいと思います。「心」が豊かになると、作文も上手になりますよ。(本当です。)

 今回は、電話で説明した「構成」と「題材」の項目を入れて作文を書くことができましたね。

 構成:「よぉ〜チャチャチャ、……」とは、工夫されたよい書き出しですね。その場の様子を想像させてくれるような掛け声ですね。このカギカッコの後に、<< >>という記号を使いましょうね。カッコの間には、 構成 という文字を入れてください。そうすると、構成の項目が◎になります。
 題材:初めてヴィオラを手にしたときのことから、今までしてきた練習のことを一つ一つ丁寧に書くことができましたね。これは自分の「体験」になりますね。「いやだな」「もっと真面目に頑張ろう!!」など、途中に自分の気持ちを入れたところもよいですね。
 その他:「この時感じた気持ちを忘れずに……」という最後の文がよいですね。自分の目標を書いて作文をまとめることができましたね。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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