対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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僕は幸せ、でも作者は・・・・・・ うけま
「何もあそこに戻らなくてもいいんじゃないか・・・・・・流されている私に、今できるいちばんよいことをすればいいんだ」
その頃から私を支配してた闘病という意識が少しずつうすれていったように思っている。歩けない足と動かない手と向き合って、歯をくいしばりながら一日一日を送るのではなく、むしろ動かないからだから、教えられながら生活しようという気持ちになったのである。<<要約>>
ぼくがいちばんおどろいた事は作者の体が動かないことだ。母によると作者は首から下をコントロール出来ないそうだ。
僕にも似た経験がある。だから作者の気持ちが分かる。僕の経験はスキー事故だ。スキーですべっていてスノーボーダ−が僕にぶつかった。まるでサイのようにとっしんしてきた。<<たとえ>>今は頭痛もなくたいした事はない。ただ頭痛があっただけだから僕は作者の気持ちを分かっていない方なのかもしれない。
作者は元は体育の先生だったそうだ。鉄棒で技を失敗し首を打ってから体が動かなくなってしまったのだ。僕は頭痛だけなので、幸せな方なのではないだろうか。
僕は作者の事を聞いて僕以外でも苦しい思いをしている人がいることが分かった。
僕はやはり幸せなのである。作者は僕と変わりたいと思っているはずだ。
講評 kira
聡耀くん、こんにちは。この文章の作者について、お母様からお話を聞かせてもらったのね。そして驚きと感動があったのですね。
体を動かすのが大好きで、自信をもっていたような人がある日突然その自由を失ったら、いったいどんなことになるのでしょう。絶望でしょうか。
作者はその答えを「川で溺れそうになって助かったお話」で出そうとしているように思えるね。
聡耀くんがうまく「要約」してくれたように、「むしろ動かないからだから、教えられながら生活しようという気持ちになった」のですね。ピンチになっても、冷静に考えてそこから可能性(できそうなこと)を見つけていく。
そういった「体験」はないかなあ。全くそっくりでなくてもいいのです。たとえば、テストのとき充分勉強したはずなのに問題を見た瞬間にあたまが真っ白になってわすれてしまった。そこで落ち着いて自分のしてきたことを思い出したら、答えが見つかった。そんなお話でもいいよね。
冷静に、出来ることを考えていく。このテーマにあうような「体験談」を二段落、三段落にもっていくのが今回の教材の課題です。
挑戦してみようね。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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