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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   種のいろいろ   デイジー

 私は『たびをする草や木の実』を読んで、私はたんぽぽの空中旅行が一番楽しそうだと思いました。もし私がたんぽぽの綿毛だったら、遠の外国まで行って色々な町を探検したり見物もしたいです。でも鳥に食べられてフンにされるのは、ちょっといやです。
 明日、私は学校でホウセンカの種を植える予定です。ホウセンカを植えたら、私のが一番早く育って欲しいなと思います。ホウセンカで楽しみなのは、たねをとることです。ホウセンカの皮がパチッとはじける音も聞いてみたいです。ホウセンカには外国のものもあるそううです。名前はインパチェンスです。可愛くて今とても人気があるのだそうです。今度お花屋さんに行ったら、どんな花なのか見てみるつもりです。
今学校で私たち3年生がが育てているのはオクラです。まだオクラは昨日植えたばかりなので、育てるのが大変かどうか分かりませんが、2年前にお姉ちゃんが育てているのを思い出すと、毎日水をあげたり肥料をあげたりして大変そうでした。でもオクラが毎日育っているのを見ると、とても楽しそうでした。お姉ちゃんはまるでこどもを育てるお母さんみたいでした。私はそのときは、
(自分も3年生になったら育てるんだな〜。私もお姉ちゃん見たいに育ててみよう。)
と楽しみにしていました。だからオクラの芽が出て来たら、優しく『こんにちは、おかあさんよ!よろしくね』とほほえんであげたいです。
 去年、犬のココアの散歩にお父さんと行った時のことです。近くのマンションのすぐ横に小さな森のような所があります。見てみると種のようなものがいっぱいあったので3つくらいとりました。くっつくかどうかためしてみると、私の洋服にぴったりくっつきました。私は楽しくなってお父さんの背中にこっそりつけてみました。お父さんは気づいていないのか普通に歩いています。私は可笑しくなって、ケラケラ笑いました。お父さんはやっと気づいて私に、
「だれだ、こんなもの背中につけたのは!」
となんだか嬉しそうでした。今度そこに行ったら、次はその種をお母さんにつけてみたいです。
 種の種類がこんなにたくさんあるとは知りませんでした。ホウセンカとオクラの種をとるのが、今から楽しみです。

   講評   nara

2時間かけて仕上げてくれたのね。がんばったなぁ。今はたねまきにちょうどいい季節。連休中に時間があったら、お母さんやひまわりさんといっしょに、たねやなえを買いに行ってみると楽しいと思うよ。先生もオクラを育てようかな。
【こうせい:一番……】デイジーさんは、くだもののたねになるのはちょっといやかな。たしかに、ふんがくっついてしまうのは、人間の感覚(かんかく)だと「いやだなぁ。」ということになりそうだね。でも、鳥のふんは、たねが芽を出すときの養分(ようぶん)になるのだと思うよ。くだものの実は鳥の養分になって、ふんはたねの養分になる。うまくつながっているね!
【だいざい:もし……だったら】これは、感そう文のときは、必ず入れたいキーワードだね。うまく入れられた。他には、「もし、たんぽぽ(かきの実)が、話をすることができたら……」という文を作ることもできそうね。
【表現】植物でもペット(動物)でも、何か生き物を育てるのはたいへんだけれど楽しいね。「まるで、お母さんみたい」はいいたとえだね。きっと、デイジーさん・ひまわりさんのお母さんは、楽しそうに子ども(2人)を育てているのだろうな。だからこそ、こういうたとえをデイジーさんが書けるのだと思うよ。
【しゅだい:思ったこと】たくさん入れられたね。何だかたねまきや、育てることが楽しみになってきたね。お父さんもそうだけれど、生き物にふれると、何となく楽しい気分になってくるのだと、先生は思うよ。デイジーさんのオクラとホウセンカがすくすく育つといいな。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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