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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   自然と動物   うここ

最近の日本は、たくさんの道路がつくられ、私たち人間にとっては便利になった。しかし、動物から見ると、これはあまり快くないことだろう。なぜなら私たちは、動物の住める環境を壊してしまっているからだ。人間にとっては便利になったが、逆に動物たちにとっては住む場所がなくなり、明日にも、絶滅危惧種に認定されるかもしれない、というのが日本の現状だ。
私が日本に住んでいたとき、近くに「こうぼう山」という山があった。その山は、春になるとまるでピンクの布でおおわれたようにあたり一面に桜の花が咲く。当然、休みの日にはお花見客でとてもにぎわう。しかし、ゴミをそのまま残していく人をたまにみる。山に登るのなら、しっかり礼儀をわきまえておかなければいけないと思う。なぜならそれが自然を破壊する原因になるかもしれないからだ。
オーストラリアに行ったとき、オプショナルツアーのガイドさんに、「昨日、道路にカンガルーがいきなりとび出してきて反対車線の車がひいてしまった。しかし、ひいてしまったカンガルーは道のはじに片付けなければいけないというルールがあるのに、その車はひいたまま行ってしまった。」という話を聞いた。私はおどろいた。何におどろいたかというと、オーストラリアでは、カンガルーをひいてしまうのはしょうがないという、前提になっているということにだ。しかし、もし私が決まりをつくるとしたら、カンガルーがとび出してきやすい道はゆっくり運転しましょう、なんていう決まりをつくるかもしれない。カンガルーは増えているため、大事にされないのも分かるけれど、それは、もとはといえば人間のせいなのではないだろうか。人間が自然の生態系のリズムを壊してしまったために起こったことかもしれない。
人間はほかの動物より少し頭がいいからといって、ほかの動物のことを考えていないと思う。もっと、ほかの動物とも協力して、人間にとっても、動物にとってもよりいい環境を築いていかなければいけないと思う。なぜなら人間にしかできないこともあれば、ほかの動物と協力しなければできないこともあるのだから。

   講評   ita

こんにちは、有紀ちゃん。はじめての試みである感想文での清書。とてもよくできていましたよ。しっかり意見文になっているところに有紀ちゃんの才能を感じずにはいられない先生です。これからは3回分の作文、感想文の中から選ぶことができますね。選択の幅が広がったということです。また一つ大きく成長しましたね。おめでとう。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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