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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   家族でスポーツをしたこと   175R

 「うわぁ、さむーい。」(書き出しの工夫)
朝起きて車の窓をみると、一面くもっていて、外の景色はなにも見えなかった。今日は、家族で軽井沢スキー場に来ている。夜スキー用品とふとんを車につみこみ、運転はお父さんにまかせ、お母さんと弟二人と私はぬくぬくと寝ていたのだ。なぜ家族、それも幼稚園の年中の匠海を引き連れてスキーをしに来たのか。その理由は、12月に行ったスキー教室にある。私と雄大が毎年行っているスポーツクラブ主催のスキー教室に、今年は匠海もくることになったのである。そこで匠海はすべれるようになり、私はスキー検定3級と、高学年スラローム大会準優勝という結果をおさめた。その雄姿(?)を両親がぜひみたいというので、行くことになったのである。
 スキー場は、まだすこししか滑っている人がいなかったので、整えた跡があった。着込んでいるので寒くはないが、顔だけがひんやりとつめたかった。リフトにのって、山の中腹あたりまでいった。雪はさらさらしていて、とても滑りごこちが良かった。少したつと、頂上まで行くリフトが開いたのでたのでそれに乗った。頂上からは、難しいコースと、易しいコースとがあり、難しいコースは、傾斜が30度と、かなり怖い。しかし、一度やってしまえばもう何回でも滑れるようになった。まわりの人達がしりごみしているなかで滑るのは、なかなか快感である。
 一方匠海は、板の先と先をつなぐ万力のようなものをなくし、一時はへこたれたものの、おかあさんの応援で、万力なしで滑れるようになったのだ。私もこれにはおどろいた。なぜなら、万力から、万力なしに変えるには、結構勇気がいるものだからである。匠海は褒めると素直に喜んだ。私も匠海の勇気に押され、お父さんと一緒に上級者コースに行くことにした。なんとか滑り降りれたがもうあんな体験は一生したくないと思う。しかし、今はそのときの自分の勇気におどろくばかりである。
 私は、スポーツは、家族の会話を結ぶ大切なものの一つであると分かった。そして、家族でそれをできる私はとても幸せだ、と思う。

   講評   jun


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