対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
人間にとって大切な言葉 いえい
少年のころの桜はもっと長く咲いていた感じだが……と春ごとに同じ思いをくり返してきたが、今年の桜は久しぶりに長かった。ところが、散り初めのころのある日、枝を離れた花びらを見ていて、これが地面に達するまでのあいだの状態を、ぴたりと表す言葉がないのに気がついた。花便りのいろいろの言葉を作りだし、育ててきた日本語だから、私のまだ知らないところに、あの美しさを表す言葉があるかもしれない。(要約)
私には似た話がある。それは上野にある、美術かんでの話だ。妹のお友達といっしょに行った。(私のお友達も一人いっしょに行った)『マルモッタン美術館展』だ。そこには3人の画家を中心とした絵がたくさんあった。私はクロード・モネの作品をみて思った。今まで見てたはずのクロード・モネの作品 が初めて見たようであった。特にクロード・モネの『睡蓮』と言うのが有名らしい。その『睡蓮』が声も出ないほどすごい作品だった。まるで睡蓮が今にも少しずつ動きそうな絵のようだった。最後に色々なものを売っているところがあってそこで私は睡蓮のクリアファイルをかってもらった。でも妹はお友達が2000円もする全部のっているガイドブックを買っていて妹もそれを買いたいと言ったので買っていた。
私は友達が千葉に行ってしまう時だった。そのお友達は私の住んでいるマンションでの一番の友達だった。その時マンションには楽しく気軽に遊べる友達が1人しかいなかった。毎日ではないが時々遊びに行ったり遊びに来てくれたりしていた。その友達が千葉に行ってしまう時だった。私は言葉に出せないほどのどのおくが痛かった。それ以来1回も会っていない。
言葉とは人間にとって感動、悲しみ色々なことが起きるときに使う大切なものである。
講評 miri
<構成(こうせい)>大切な部分を要約として抜き出せましたね。
<題材(だいざい)>美術館での体験と、仲良しのおともだちとの別れを体験実例としてあげました。どちらも「言葉ではあらわせない」ということの例として、ぴったりですね。
<表現(ひょうげん)>たとえの「まるで」が効果的に使えました。「まるで睡蓮が今にも少しずつ動きそうな絵のようだった」
なんてすてきな表現でしょう。あの絵は本当にそんな感じですね。よく書けました。それから「私は言葉に出せないほどのどのおくが痛かった」これもうなるほどよい表現だと思います。よく感じがでています。
<主題(しゅだい)>言いたいことは、よくわかるのですが、もう少し説明があったほうがよいように思います。もう一文たして、「またその大事な時に、なかなかすべてをあらわしきれないのも言葉である」というような感じでいかがでしょう。
たいへんよく書けました。合格です。おめでとう!!
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
|
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)
| |