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　　　あっちっち　　　デイジー

　私は先週お母さんと一緒に、夕飯のお料理をしました。お料理は豆腐ハンバーグです。豆腐ハンバーグはお姉ちゃんの大好物なのです。お母さんが、
「今日のお夕飯何がいい？」
と聞くと、お姉ちゃんはかならず、
「豆腐ハンバーグ！」
と答えます。私は、
（そんなにしょっちゅう食べて飽きないのかな。）
と思います。私も豆腐ハンバーグは好きですが、私の一番の大好物はパングラタンです。
　豆腐ハンバーグの材料は『木綿豆腐』と『明太子』と『白ごま』です。この作り方はテレビで水野真紀という女優さんがやっていたそうです。私は、
（時々はテレビも役に立つのだな。でもお母さん忙しいのにいつ見るのかな？　昼間私たちが学校へ行っているときに見ているのかな？）
と思いました。まず木綿豆腐を１時間くらい水切りします。明太子は包丁でていねいに皮をとります。その後お豆腐と明太子を手で混ぜ合わせて、そこに卵とみりんと白ごまをたっぷり入れます。フライパンをよくあたためてスプーンで円い形を作って両面を焼きます。私は一生懸命フライパンの上に豆腐ハンバーグと乗せようとしますが、こわくてなかなかできません。私は豆腐をフライパンに入れるとき左手の中指をふちにあてて火傷をしてしまいました。でもお母さんが手伝ってくれたのでやっと最後の一つになりました。すると最後は大きくなってしまいました。その大きい豆腐ハンバーグを誰が食べるかお母さんと私で決めました。なぜ私とお母さんなのかというと、その日お姉ちゃんは塾でお弁当だったからです。それで私が大きな豆腐ハンバーグを食べることになりました。
　私はよくお母さんのお手伝いをします。お手伝いの中でもお料理が一番好きです。でもお姉ちゃんは好きでも嫌いでもないと言っていました。私はお母さんのお料理のお手伝いをしている時、まるで自分がお母さんになった気分です。私も早くお母さんになりたいです。もしお母さんになったら、私は子供に手伝わせないで一人で全部やってしまうと思います。お母さんは毎日お料理を考えるのが大変だと言っていますが、私にとったら毎日お料理でいっぱいなので幸せかもしれません。
　出来上がった豆腐ハンバーグを食べて私は、
（とってもおいしいな〜。）
と思いました。本当においしかったです。だから私も豆腐ハンバーグが大好きになりました。みなさんも作ってみてください。

　　　講評　　　nara

　デイジーさんの料理作文は、いつもとてもおいしそうに仕上がっているよ。今回は、くわしくレシピを書いてくれたので、先生も豆腐ハンバーグを作ってみようかな。ゴマがたくさん入っているから、こうばしくておいしそう！　それに、豆腐を使うのもヘルシーだね。
　お母さんがテレビで知ったおいしいレシピ、いそがしいお母さんも、ちょっと一息休けいするときに、テレビをながめているのかもね。そのレシピがおいしくて、デイジーさんの家で定番になるのなら、それはそれでいいことだ。
　前も、デイジーさんは、火を使うときにちょっとドキドキしていたね。ふしぎなことに、おそるおそるやっていると、油が飛んだり、なべやフライパンに手をぶつけたりするのだなぁ。これは、「習うより慣れろ（なれろ）」だね。デイジーさんはずいぶん修行しているから、もう少しではないかな。
　まとめの段落「まるで……。もしお母さんになったら……思います。」のところは、キーワードをたくさんもりこんで、自分の考えをしっかりせつめいできたね。ちょっぴりお母さんとは考えがちがうみたい。デイジーさんが本当のお母さんになるまでに、たくさんの料理をおぼえたいね！
　作文テストはもちろん合格。字数・キーワード・内容、どれもよくできたね。おめでとう！