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　　　読書の楽しみ　　　スマイリー

読書の楽しみは一人でできる楽しみだ。体力は関係ないし、本が高くなっても公共図書館にはある。「オーディオ・ヴィジュアル」の情報が、活字を駆除する時代が来た、という人がいる。しかし、「ヴィジュアル」な情報と言葉による情報とは、互いに他を補うので、一方が他方を駆除するのではないし、他方にかわるのでもない。読書の楽しみは無限だ。人生は短く、本は多し。本を読んで日本語の文章を楽しむことも読書の楽しみだ。(要約)
　私も本が好きだ。本はいつも私を未知の世界に連れて行ってくれる。はらはらしたり、どきどきしたり、感動したり。私は、映画も本も好きだ。だけど、挿絵があまりない本を読んで、想像をふくらましていたのに映画を見たとたんぜんぜんイメージが違っていた、ということがあって結構ショックだったことがあったのを覚えている。その映画はアニメだから、すごく想像とはちがっていた。映画を見てから、本を読むほうがいいような気もする。だけど、いろいろな想像をするのが好きな人は、本からがおすすめ。それでも、ハリーポッターなどは何巻も続いているから、映画を見てからでも次の本などに役立つ。其れに、ハリーポッターはアニメじゃないからある程度の想像はぴったりあう。もしアニメで想像とはちがう映像と出会ったら、この絵を想像した人もいるんだ。と明るく考えようと思う。
　本を読んでいると時間がたつのがはやく感じた、という言葉をよく耳にする。そしてまったくそのとおりだと思う。私も本を読むとすぐ時間がたってしまう。おじいちゃんの家でも、弟と買い物に行って本を買ってきたときに帰ってきてからずっと本を読んでいた。コタツの中で読んでいたからとっても暑かった。まるでお風呂に入ったあとのようだった。(体験)ほかに時間がたったのを忘れてしまうといえば。そう、いけないことだけれど、○○読みをしたときにすぐに時間がたってしまったことがある。(笑)好きな本一冊買えば、それだけで旅ができる。本は人をひきつけるなにかをもっていると思う。そのなにかとはなんだろう？私は一生のうちにそのなにかを見つけたいと思う。
　読書とは人間にとって人生のパスポートのようなものであり、一生の友達のようなものだ。読書は人間にすばらしい道を見つけてくれる。玉みがかざれば器をなさず、完全無欠の人間でも、読書で自分を磨けばよりいっそういい人間になる。

　　　講評　　　jun

　読書好きのスマイリーさんだから、今回の感想文は、似た話も書きやすかったのではないかな。
　まず、本と映画、それぞれからスマイリーさんが受けた印象について書くことができたね。本は、映像がない分、自分で自由に想像をふくらませることができますね。本を読んでいるとあっという間に時間が過ぎてしまうというのもよくわかります。「好きな本一冊買えばそれだけで旅ができる。」とはそのとおりですね。
　「読書とは人間にとって人生のパスポートのようなものであり、一生の友達のようなものだ。」というところは、たとえを使いながら、読書について大きく考えてまとめることができたね。むずかしいことわざも引用することができました。これからも、読書で自分をどんどん磨いてくださいね。