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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   心のゆとり   しっぽ

 この間、たくさん出された学校の宿題にうんざりして、「もうやだ。家出したい」と思って机に突っ伏していた。その時、椅子にひかれていたコピー用紙を見つけた。そして勉強から逃れたい一心で、ひたすら絵を描き続けた。下書きをして、色も塗って、4、5時間かけて絵を完成させた。すると、自然に勉強をする気持ちが生まれたのである。疲れきった頭を、「趣味に打ち込む」モードに切り替えたことで、自分の思考の中から完全に勉強のことを排除し、それが結果的に私にとっての最高の休息になったのだと思う。
 早期効果を求める社会において、疲れたらすぐに趣味にはしるとか、のんびり仕事をするというのは、非能率的だし、結果的に苦しむのは自分自身かもしれない。しかし、意識的に作った自分の時間は、決して現実逃避などではなく、ゆとりを持つためには絶対に必要なものなのである。やらなければならないことのために全てを遠ざけるべきではない。どこかに心の拠り所を持つことも私たちがやらなければならないことの一つである。

   講評   nane

 500字に圧縮して、ポイントがはっきりしたね。
 「意識的に作った自分の時間は、現実逃避などではなく」は光る表現。好きなことをしていると、元気がわいてくるということはあるものね。

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