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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   くやしかったなあの大会   ブラックベーダ

 「緊張するな。」(書き出しの工夫)
と思いながら卓球の試合がある前の日に思っていた。
 次の日、六時半ぐらいにむりやり母におこされた。そして母が
「今日は試合があるでしょ。」
といわれた。なので私はしぶしぶ起きた。そして朝ご飯を食べ、出発した。電車で行った。私は眠いのか緊張しているかが、分からなかった。そして試合に出る人の待ち合わせ場所についた。そして試合に出る人たちで試合会場へむかった。
 そしてついに試合会場についた。少し練習したら試合開始になった。私は一コートで、後二試合終わったら試合だと思っていて、一試合目が終わるとなぜか急に試合になり、まるで心臓がハレツするくらいビックリした。休みの人がいるらしくて、一試合ぬかすらしい。
 そして試合がはじまった。私は緊張して普段の力が出なかった。一セットめを取られてしまった。けれど二セット目は余裕に取れた。しかし三セット目をぎりぎりに取られてしまった。そして四セット目な・な・なんとぎりぎりで・・・・・・・・・・・私が取った。だが五セット目は調子が出ず、負けてしまった。ぎりぎりで負けたのでかなりくやしかった。
 その後もう一試合あるがそれまで時間がかかるので同じクラブの人を応援をした。だがほとんどの人がやられた。私はまるでネコがネズミで遊んでいるように思えた。
 その後私は審判をやった。ある三年生と私が負けた人がやった。私はその試合を見て私は圧倒された。ある三年生が私が負けた人に三セットとも全て一点も入れさせなかった。私はまるで赤子の手をひねるように思えた。次は私がこの三年と戦うんだなと思った。
 ついにその人とやる時がきた。私は負けるかなと思ってたけれど、監督から
「あきらめないでやりなさい。」
といわれているので頑張ろうと思った。そして私は頑張ってやった。一セット目相手の一番すごいところが分かった。それはサーブだ。かなりの回転がかかっていてなかなか上手く取れず、最初のセットは四対十一で負けた。私は結局二セット目も三セット目もとられた。多分相手は余裕だなと思ってるに違いない。私はくやしかった。そしてまたいつか戦いたいと思った。
 その後三位トーナメントがあった。私は絶対優勝するぞと思った。そして試合にのぞんだら体が大きくがっしりした強そうな人だった。私は
「やばい!」
と思った。だが私は余裕にバシバシ得点を取っていった。そして結局三対〇で勝った。うれしかったけれど張りあいがなかった。
 次の試合、四十分くらい待ったらやっと出番がきた。その人は私のサーブにすこしびびってそうだった。なので私は攻めに攻めまくった。その結果三対二でやっとのことで勝った。けれど私は
「この調子だと次の準決勝で負けてしまう。」
と思った。
 ついに準決勝がきた。私は緊張もあったがワクワク感もあった。相手はシェークの右で私はチューペンで右だ。ついに試合が始まった。私はとにかく攻めることにせんねんした。すると一セット目、惜しいところで取られてしまった。二セット目私は守ろうと思っていた。けれど私はいつもの習性で攻めてしまった。けれど私は二セット目をとることができた。そして三セット目ここで取られると厳しいので精一杯やった。けれど取られてしまった。ここで取られてしまったので次のセット落としたら私の負けだ。なので次のセットは絶対落とせなかった。私は自分が一番得意なサーブをやった。私はスマッシュをするのはあまり考えず、ラリーを続けようと思い死にものぐるいにやったら四セット目を取った。私は、
「次のセットで試合が決まるんだな。」
と思った。
 ついに運命のセットが始まった。私は緊張して怖かった。だが相手も緊張しているようで相手が自分からミスをして私は勝った。うれしくて心の中が満たんだった。けれど決勝があるのを忘れてた。誰が相手だろう?、と思っていた。その相手な・な・な・なんと!同じクラブで、まだ一度も勝っていない人だった。私はああ負けると思ったが精一杯やったけれどやっぱり負けた。くやしかったけれど面白かった。
 この試合はいい経験になったし、楽しかった。この試合には出ていない人でも数え切れないほど強い人はいる。けれど私はこの試合だけでも強い人はいっぱいいる。この試合の他にもたくさん試合はある。その大会に出てもっと強くなりたい。私はまだあまり強くはない。だけれど卓球は大好きだ。なのでこれからもたっきゅうを続けたい。この試合で、ここら辺の人だけでも強い人はいるんだなということが分かった。

   講評   nara

 2週目のような感想文よりも、実際に自分が体験した今回のような題材の方が、書きやすいという印象があるかな。先週短めだった分を取り戻すかのように、今回はずいぶん長く書けたね。ブラックベーダ君は、自分の卓球の腕前を「あまりうまくない」と言っていたけれど、卓球のことが大好きなのだなぁ、ということがこの作文から伝わってくるよ。好きだからこそ頑張りたいし、負けるとくやしい。この気持ちをずっと持ち続けられれば、力は後からついてくるのではないかな。
 自分よりも学年が下なのに、かなり強い子がいるのだね。また、体格がよくていかにも強そうなのに、実際にはそうでもない人もいる。つまり、年齢や見かけではわからないことも多いということだ。相手を知るには、相手のサーブやスマッシュを受けなければならない、ということだね。スポーツに限らず、人は外見や情報(例えば、学校やクラブなど)で、中身を知る前に判断することがある。本当のことは、そこからはわからないのにね。

 まとめがいいね。負けたけれど、得ることがたくさんあった大会だった。「私はまだあまり強くはない。だけれど卓球は大好きだ。」このストレートな主張が、胸に強く響くよ。ブラックベーダ君を応援したくなる。「うれしくて心の中が満たん」と思えることが、これから増えていくといいね。

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