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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   心をからにする   ビーバー

 見てから知るべきである、知ったのちに見ようとしないほうがいい、という意味だろうが、じつはもっと深い意味があるような気がする。つまり、われわれは「知る」ということをとても大事なこととして考えている。しかし、ものごとを判断したり、それを味わったりするときには、その予備知識や固定観念がかえって邪魔になることがある。だから、まず見ること、それに触れること、体験すること、そしてそこから得る直感を大事にすること、それが大切なのだ、と言っているのではないだろうか。(要約)僕は、ものを見るときには、何の先入観も持たない方がいいと思う。
 その第一の理由は、ものを見るときに余計な物までが見えてしまうからだ。僕は、今年五月、学校の行事で、スケッチをするため彫刻の森へ行った。彫刻の森は、一回も行ったことはなかったので、何のイメージもわかなかった。しかし、行ってみたら意外に面白い場所だった。こういう風に、初めて行く場所なら先入観がなく、本当の面白さが分かる。でも、複数回行っていたら、スケッチをする気にもならなかっただろう。(体験)
 第二の理由は、人の意見に流され、自分流の考え方ができなくなってしまうからだ。今年四月に、学校のイベントで、『ラストサムライ』という映画を見た。見るのは二回目だったので、一回目ほど面白く・おかしく(笑)は感じられなかった。さらに、感想文を書くのは簡単過ぎて面白くなかった。このようなこともあって、頭の中の先入観がない方がいいと思った。
 確かに、知識という物を通してものごとを見た方が理解が早くて効率がいい。しかし、「自分が考えるとおりに生きなければならない。そうでないと、ついには自分が生きたとおりに考えるようになってしまう。」という名言があるように、常識ばかりにとらわれて、自分を見失うのは良くない。これから、僕も、知識という障害物にとらわれない様にものごとを見ていこうと思う。

   講評   miri


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