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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   ものの大切さ   うらふ

 インドではほうぼうの街角で自転車の修理屋をみかけた。靴でも自転車でもタクシ−でもバスでも、インドでは実際徹底的に修理し再生して、とことんまで使いきるらしかった。日本の駅前広場には毎朝夥しい数の自転車が乗り捨てられていくが、大抵はサイクリング用で、あの黒くて荷台のついたやぼったいやつなど一台も見かけない。私は両方を見比べてなんだか釈然としなかった。インドを一月ほど旅行しているあいだじゅう私が考えさせられたのは、人間は一体生きるために本当に何を必要とするか、ということだった。(要約)
 私が通っている学校は、筆箱の指定がない。当然、流行もある。少し前までは、缶ペンケースが流行っていた。誰か一人が、それを使い始めると、続々とそれを真似する人がでてくるのだ。そして、流行がおわると、また違う筆箱を使う。ただし、それは流行に敏感な女子だけで、男子のなかには、三年くらい同じ筆箱を使い続ける人もいる。しかし、流行の筆箱に変える時、今まで使っていた筆箱がまだ新しくても捨ててしまう人がいる。もったいないことだと思う。
 筆箱だけでなく、その中の鉛筆などにも流行がある。最近は、握っているだけで折れそうな、極細の鉛筆や、こんぺいとうのような飾りがチェーンでついている鉛筆が流行っている。鉛筆を全て使い切るには、かなりの時間がかかる。(実際、私の筆箱には三年以上前の鉛筆が入っている。)なので、鉛筆を最後まで使うことはほとんどない。自分でも、もったいないとは思っているのだが、短い鉛筆は使いにくいので、いつもつくえの奥にしまいこんでいる。三年生の時に同じクラスだった友達に、鉛筆を最後まで使い切る、まめな人がいた。筆箱も、流行にとらわれないベーシックなデザインのものを使っていた。その友達をみて、すごいと思った。私も真似しなければいけない。
 物を、すぐに捨ててしまうのは、とてももったいないことだ。それだけ大切な資源を、無駄に使っていることになる。私たちは、地球の資源を、もっと大切にしなければいけないということがわかった。

   講評   miri


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