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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   大事な自転車   うるし

 自転車はインドでは貴重品であり、日常生活の重要な道具だから、そういう店はどこでもはやっていた。しかし日本では駅前広場には毎朝夥しい数の自転車が乗りすてられていくが、大抵はサイクリング用で、あの黒くて荷台のついたやぼったいやつなど一台も見かけない。限りのある地球上の資源を一方は富にまかせて不必要に浪費し、一方はどんなものでもとことんまで使い切ろうとする。
 僕は自転車はとても好きです。歩くよりとても速く、すぐ乗り移動できとても便利で毎日のように使っています。最近ブレーキの部品が切れてしまったため、買い換えることになりました。でもこの文を読んで、もう一度直して使えるといいなと思いました。ちょっと切れただけだからインドの修理屋さんならすぐ直してもらえそうだし、小さい自転車の方が使いやすいからです。しかし近くに修理屋さんはないし、そのままだと危ないから買い換えなければなりません。まるで問題の答えがわかっているのに答えられない感じです。
 似た話があります。学校で先生が
「ノートの使い途中を新学期になるからって変えてる人はいませんか?もったいないから最後まで使いましょう。」
と言っていました。僕はそんな人いないと思ったけれどそんなもったいないことをするなら、残ったページをほしいと思いました。
 新しいものばかりついつい買ってしまう癖がある人が日本にたくさんいるのでしょうか。
 日本もインドのように大切に使う習慣をつけなければ、そのうち大事に物を使ってたインドの方が立派になっていくと思います。日本の中でもとても大事にずっと物を使う人もいれば、粗末ばかりする人もいます。いくら富豪だって物を大切にする気持ちは人間として持たないといけないと思います。

   講評   sato


要約のつながり、とてもいいと思いました。もしも課題文を読んでいない人がこの要約文だけ読んでも、最小限の意味は伝わりますね。次回もこの調子でまとめましょう。文末に(要約)と入れておいてください。第二段落は、わかりやすい体験談を題材にすることができました。日本も昔は修理をしてくれる自転車屋さんがもっとたくさん街にあったような気がします。ちょっと修理すれば使える物って、身の回りにたくさんありますよね。「まるで問題の答えがわかっているのに答えられない感じです。」というたとえも、よかったです。二つ目の似た話も先生の問いかけを入れて、わかりやすかったですね。うちのそばの粗大ごみ置き場には、まだ使えそうな物がよく出されています。すぐ新しいものに買い換える癖って、確かにあると思いますよ。最後の段落は、日本とインドの違いにふれながら、自分の意見としてまとめたいい結論になっていました。

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