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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   比喩   いろな

 落ちて来たら
 今度は
 もっと高く
 もっともっと高く
 何度でも
 打ち上げよう
 美しい願いごとのように
 
 この詩は、作者がある雑誌の依頼で、子どもが紙風船で遊んでいる一枚の写真につけたものだそうです。比喩を、日常の会話でも効果的に使うと、表現が生きてきます。「赤ん坊が激しく泣く」というより「赤ん坊が火がついたように泣く」、といったほうが印象の強い表現になります。フォークボールを投げるというような肉体的な技術は、その動きをやってみせることが最上の、それ以外にない教え方だと思っていましたが、そこに比喩が大きな働きをするなんて!
比喩は大切だと思う。
比喩を使うと印象的にわかりやすく表現できるからだ。私は、五年生のころまでピアノをやっていた。私は皆に比べて指の形が下手だった。そして、いくらいくらやってもうまくならないままだった。ピアノで指の形ができていないということは色々な曲を弾けない!と言うことだった。だから、私は曲を出されても速い曲は絶対にどこかでつまずいてしまう。だから、遅い曲しかうまく弾けなかった。そして、ピアノ教室に行くと先生が「手の中に卵があるように!」と言った。たしかに、私の弾き方ではそこに卵があったら割れてしまう。それを言われてから注意してよるようになってから私はだいぶうまくなった。だから、速い曲でも弾けるようになった。
また第二の理由としては、比喩を使わないと話の内容を説明するのに時間がかかるからだ。もし上の例を卵が入ってるようにと違う表現(比喩を使わない)を使って説明すると大変時間がかかる。大人だったら理解できるかもしれないが子供が聴いてもずっと分からないままになってしまう。だから比喩は使ったほうがいいと思う。
確かに、比喩を使わないで正確にやることは良いと思う。しかし、『辞書のような人間になることではなく辞書をうまく使えるような人間になることが勉強の目的である。』という名言があるようにときには比喩を使いながら自分なりの表現を工夫していくことも大切である。

   講評   kuri

<<第一段落>>要約はポイントを押さえていますが、抜書きだけでなく、自分なりの表現を使って要約してみましょう。文体が第二段落と違うのが気になります。
<<第二段落>>体験実例はとてもよく書けています。ただ、実例を書く前に、「その理由は第一に…」などという言葉を付け加えましょう。そうしないと第三段落の「また第二の理由として…」につながらなくなります。
<<第三段落>>第二の理由はもよくできています。たしかに比喩を使わないと話の内容を説明するのに時間がかかりますね。
<<第四段落>>結論を急ぐあまり舌足らずの表現になっています。「比喩を使わないで正確にやる」というのは理解しにくいですね。「比喩を使わずに正確な表現で物事を説明する」としたらどうでしょう。名言もふさわしい言葉を捜せましたね。結論もよくできました。

来週は清書の週です。どの作文を清書するか考えておいてくださいね。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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