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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   物の価値(未完成   ぷぅ

 産業革命以来、技術革新は、内燃機関も電気技術も化学工業も、それが増大させようとした物財生産はみな、数値化が可能なものだった。しかし、いま進んでいる技術革新が増加させようとしている「知価」創造は、現実的にも理論的にも数値化不可能な性格のものである。
 今、物の価値観というものは変化してきているように思う。物がなかった時代の物の価値観は、今の人間の物の価値観よりはるかに高いものだったと思う。自分にとってなにか利益があれば、それを手にいれようとしていた時代だからだ。今では、私もそうだが、自分に何か役にたつものであっても、自分が気に入らなければ自ら手に入れようとする人がすくなくなってしまっているのだ。テレフォンショッピングなどをたまにテレビをつけるとやっている時がある。見ていて、「すごく便利だな」とは思うのだが、欲しいとは思わないのだ。そう思う人が増えているいま、大量生産は無駄なことのように思える。

   講評   kira

 ぷぅさん、こんにちは。「知価」ということがテーマの文章でした。難しいよね。
 IT化が急速に進んだとき「知価革命」ということが言われました。日本は戦後、工業化が進み大量生産大量消費で経済を発展させました。企画された商品をいかにたくさんつくってたくさん売るかということが「価値」とされたのです。ところが、情報化社会となった今、値打ちは情報にうつって、いかに値打ちのあるものを少量多種つくるかということに「価値」が置かれるようになったのです。この希少のものが「知価」なのだろうと思います。
 つまり数字ではかったり目で見えたりしないものに値打ちがあるという、難解な時代になったのです。
 ここまでの説明がないままにこの長文の内容だったので、かなりとらえにくかったと思います。また、簡単な説明では飲み込みにくいのが「知価」だとも思います。
 ですから書き方としては、制度や改革が起こる前に私たちの意識を改革できるようにしなければならないといった切り口で書いていくといいと思います。そうすれば、政治や社会問題などで実例が挙げやすいです。
 苦手なテーマは一般化しておいて自分の得意な分野にもっていこう! (ちょっとらんぼうなオススメでした。)
    

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