対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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エイズ(AIDS)への理解 うやぬ
現在、私達が毎日平和に生活している中で、エイズ(AIDS)という症状に侵されていく人々たちが続出し始めている。また、エイズとは別名「後天性免疫不全」とも呼ばれている。感染経路は不特定者と多数の性交渉、エイズに感染している母親から体内の胎児にも感染する母子感染、エイズウイルスに汚染された血液製剤の注射、によって起こるものである。このようなものは人災だと考えられる。そして、これらの感染者は免疫力が衰えてしまう。よって、健康な人に害のない菌にも感染してしまう日和見感染に陥ってしまったり、腫瘍なども起こりやすい。これによって社会的な面から差別されてしまい、就職を拒否されてしまったり、仕事をしたくてもできなかったりと、様々な批判を浴びせられてしまうことが問題となっている。
第一にその原因とは、エイズによる情報が正しく伝わらなく、広範囲へとなかなか届いていかないことだ。社会的に見ると、エイズが初めて発見されたのは、1987年の神戸市から感染者が確認されたことから始まった。そのときのマスコミはひどい情報を国民に広めてしまった。「エイズ=売春行為」と、勝手に連想づけてしまったことだ。したがって、感染者は周りの人からの偏見、差別の風潮が目立った。この事が起こってしまうのもエイズへの理解度が低く、正しい教育が教えられていないためであるのだ。その他に、年々エイズ患者は上昇し続け、低年齢化してきている。理由はエイズ、性教育への不充分な理解で性行為へと先走ってしまうことだ。そして、のちのちに間違えば、エイズや妊娠との問題が生じてしまいかねない。よって、世の中へエイズの教育を多いに広めていかなければならないのだ。
第二に対策として考えられるのは、エイズへの感染手段、原因、症状、問題、対策との多くの視点から見たり調べたりして、正しい情報を知る必要があるのだ。そのようなことを理解すれば、感染者の気持ちが少しでも近づけられ、モラルや周りの人々へ正しい情報が広められていく可能性がある。よって、私達はエイズについての正しい情報や知識が求められることがわかる。そして、エイズ患者が低年齢化しているために身の回りの小学校、中学校、高等学校へ専門家の人を招いて、エイズの恐怖や知識などを講演会を開いているところも少なくはない。やはりこうすることは、将来エイズ患者を増加させない秘訣なのだ。
確かに、エイズとは社会的な面から見て偏見や差別をされがちである。それに、症状がひどくなると死に至る可能性もある。かつて、かの有名な音楽グループ「QUEEN]のメインボーカリスト「フレディ・マーキュリー」が、不幸にもその症状が一向に良くならなく、彼はこの世の中から去ってしまったのだ。このような恐ろしい面もあるが、正しくエイズと付き合えばさほど問題にはならない。なぜなら、今の医療では完全に治すことはできないが、防止することは可能なのだ。だが、だんだんと治すための治療の研究が明らかになりつつある。したがって結論、私達は感染者だけを悪く見てしまうのではなく、その他の人々にも正しい知識や理解と、多々から見ていく姿勢と努力が必要不可欠なのだ。
講評 nane
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