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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   虫の裏ワザ   えなゆ

葉を食べるということは、ずいぶん効率の悪いことなのである。変態して飛ぶようになったら、草は食べない。昆虫の生活は、まさにサイズと密接にかかわっているものなのである。(要約)
 私は赤ちゃんだったことがある。そのころは、ミルクや離乳食しか食べられなかった。けれども歯が丈夫になるにつれて、硬い食べ物も食べれるようになる。そして二十歳になるとお酒まで飲めるようになる。赤ちゃんは、動く必要がないのでやわらかい物だけ食べていればいいのだが、大きくなるとそうもいかない。大人は働く必要がある、子どもは学校へ行く必要がある。
 私は虫を見たことがある。虫は食べた量の割には、大きい糞をする。つまりあまり栄養が取れていない、ということだ。他の動物は、もっと栄養のあるものを食べている。なのに葉を選んだのには、他の動物と競争しなくてすむという利点がある。これはまるで生き残るための裏ワザみたいなものだ。でもその代わり重い胃袋を抱える羽目になる。だから変態した後、飛びまわって、子孫を残す必要があるのだ。そして蜜だけで生きていけるのである。
 私はこの長文を読んで虫は、幼虫の頃葉を食べた分変態した後、蜜だけを食べて飛びまわっていられるということがわかった。

   講評   jun

 要約は、実に簡潔にまとめましたね。チョウの幼虫は葉を食べ、成虫は花の蜜を吸うことにも深い訳があったのですね。自然とは本当にうまくできていますね。
 似た話の一つ目は、人間も成長に応じて食べ物が変わるという話が書けたね。赤ちゃんがやわらかい物しか食べられないのはまだ歯が生えていないし、消化器官も発達していないからではないかな。
 次の話は、虫の糞から話を広げたところがいいですよ。「まるで生き残るための裏ワザみたいなもの」というたとえも入りました。
 結びは、長文の内容についてわかったことが書けたね。ここは、長文に書かれている内容をもとにしながらもっと大きく考えてまとめることができるといいですよ。

   

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