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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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    吹奏楽の練習   ベッキー

 「こらっ!!そこはちがうでしょ!!]
お母さんが高校と大学のとき、吹奏楽をやっていたそうです。お母さんの先輩や先生は、今よりとてもきびしかったそうです。たいへんだったけど一つの曲をかんせいしたときは、すごく楽しかったそうです。コンクールで金賞をとったこともあるそうです。うれしくてみんな泣いてたそうです。
 今の吹奏楽も、とてもきびしいです。せんせいは、
「練習でもきびきび動いてください!」
ときびしく言いました。(ダジャレ)七月十二日『ユアドリーム』のマーチの練習をしました。とちゅうで足が痛くなりました。でも先生に言ったら怒られると思って言いませんでした。まるで足が『無理すんな!!』と怒っているようです。水分ほきゅうのときもありました。楽しかったけれど暑くて厳しかったです。ちょうれい台のとなりを見ると、お母さんがいました。こっちを見ていました。練習が終わって帰ると、お母さんが、
「何で先生は怒ってたんだろう。みんな上手だったのに。」
と言いました。
 お母さんは、吹奏楽で、マーチングをやらなかったそうです。もっとがんばりたいと思いました。がんばればがんばった分いいことがあることがわかりました。

   講評   nara

 毎日暑いから、マーチングの練習は大変だろうなぁ。パート練習とはちがって、みんなと音・動きの両方を合わせなければならないから、かなり厳しい練習になるのだね。ベッキーちゃんは、お母さんから吹奏楽の厳しさや楽しさを聞いていたから、つらい練習でもがんばれたのではないかな。
 「練習でもきびきび」こわい場面だけれど、ダジャレがあって、ちょっと笑ってしまったよ。スポーツでも「練習のときにやれないことが、本番でできるはずはない。」とよく言うね。練習だからといって、気をぬいていては、本番で成功するはずがない。先生が厳しいのには、理由があるのだろうな。
 「足が『無理すんな!!』と怒っているよう」このたとえはうまい。体がいやがっているわけだ。しかし、そこを気持ちで乗りこえたのだね。お母さんも経験(けいけん)したように、大変な練習を乗りこえたからこそ、喜びもある。きっと、ベッキーちゃんたちのマーチングも、うまくいくと思うよ。
 今の目標字数は500字だから、無理に伸ばさなくてもいいけれど、もし、付け加えるのであれば、一緒に練習をしているみんなの様子を書いてもよさそうだね。力を合わせてがんばっている仲間だもの!

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