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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   生き物も家族   さっC

 「もう!なんでこんなに太るの?そんなに太らないでよぉ。」
 今私は金魚に向かっておこっている。幼稚園の年中の時に、家族で夏祭りに行った。そして金魚すくいでワイワイと金魚をとっていた。だからここに金魚を三匹飼っているのだ。今、私は五年生。だから、今年で六年間飼っているということになる。六年間も飼っているなんて家族中びっくりしている。そんなこと、聞いたこともないからだ。でも、今飼っているのは一匹だけ。あとの二匹は朝に起きたらあおむけになってプカプカとういて死んでいた。
体は大きい。太っている。まるで、コイのようになって、口をパクパクしているようだ。金魚すくいでとったなんて思えないくらいの大きさだ。色は赤色。よく金魚すくいでとったようなふつうの金魚だ。でも一つだけの自慢がある。それはお腹の部分に金色のうろこがあることだ。
 「お母さん、金魚にえさをあげてもいい?」
私は太るのはだめだとしても金魚にえさをあたえなかったら死んでしまうからすこしずつえさをあげていた。金魚をずっと見ているとなんとなくかわいい。やっぱり年中から飼っているからなのだろうか。私はふと考えた。私も金魚と一緒にいきているのだなぁと今、感じた。金魚は私のことを知っているのだろうか。私はいくつもの疑問が、わいてきた。
 「金魚はお腹がいっぱいになっても、えさがくると食べたがるからあまりあげるともっと太るよ。」
おじいちゃんが心配そうに言った。もっと太ったらどうなるのだろう。海の魚みたいに大きくなって太りすぎてしんでしまうのか。もう死ぬのはいやだ。私は強く固く決心した。もうこれ以上あまり太らせないで死なないように、苦しませないように家族の一員としていこう。と思った。これから五人家族だ。
 金魚でも生き物でもぜったい人間のように大切にしなければいけないとわかった。生き物を飼っている人はこれから家族の一員にしてあげると生き物も嬉しいと思う。
 「もう!なんでこんなに太るの?そんなに太らないでよぉ。」私はやさしく楽しい声で言った。

   講評   jun


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