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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   この1学期をふりかえってみよう   ウサリン


 1学期ももう終わり。きっと色んなことがあっただろう。この1学期はどうだったのか。
1学期をふり返ってみよう!
私が一番楽しかったのは、3つある。
1つ目は、図工でした『ミニミニハウスを作ろう』だ。自分が住みたいと思った家を、小さく縮小して、工作していくのだ。私は先生が言った
「机にのる大きさにしてください」
と『ミニミニハウス』ということで頭がいっぱいだったので、とっても小さくしたら、クラスで1番小さな家になってしまった。 けれど、クッションや、カバンとフックなどを作ったら、先生に、
「細かいところがいいですね。」
と、とてもほめてもらえたのに、お母さんに見せようと思って、大事に持って帰ってきたのに、ほめてもらったものを全て落としてしまった。どろぼうが入った家のようだった
 2つ目は、体育で行なった『水泳教室』だ。オランダでは初めてのプールだった。
オランダ人は背が高いので私は、
「プールは深いのかな? だから足はつかないかな?」
思っていた。オランダのプールへ行ってみると、ビックリしてしまった。なぜなら1番深い所は5mもあるからだ。その他に、Ⅰ,5m、2m、3m、4m、5mまであったが、私の足がとどくプールは1,5mだけだった。また運河に落ちたときのことを考えて、着衣水泳も行なわれた。
そして、ぬれた洋服の重さを知った。今の季節は夏なので着ている服も少ないので落ちても平気だけど、冬になったらコートなどを着て厚着をする。ですから、もし運河に落ちてしまったら大変だ。だから
「そういう時はどうするの?」
と先生に聞いたら、
「そういう時は重い物をぬぎます。」
といわれた。私は、
「なるほど、フムフム。」
と感心した。
 2学期も、自分の力をじゅうぶん発揮して、がんばりたいと思う。
    

   講評   yuu



 一学期、かなちゃんはどんなことをしていたのかな? フムフム、なるほど! 楽しいことがたくさんあったのね。今までにも作文に登場したイベントがありましたが、それ以外にも心に残ることがいろいろあったようですね。
 作文の話題は大きく分けて二つありました。どちらも印象に強く残った事柄(ことがら)や、そのときの会話(先生とのお話や、お母さんのひとこと)がアクセントになっていていいですね。出来事は、これらのアクセントとセットで思い出の中に残っていくのですね。そのときに自分がしたこと、思ったことだけでなく、意外なところで印象を強めてくれるものなのだと感じました。
 ミニミニハウスでは、「どろぼうの入った家のよう」という表現がとても面白いですね。きれいに置かれたクッションがばらばらに散乱(さんらん)していたり、物があちこちに放り出された「どろぼうの入った後の家」を思わず想像してしまいました(^_^; 頭の中でとても色鮮やかにかわいいミニミニハウスができあがりました!
 水泳教室では、かなちゃんが日本でスイミングスクールをがんばっていたことを思い出しました。それにしても、運河に落ちたら!?という心配は日本では考えていなかった発想だよね。重い衣類を着ても泳げるように練習をするのかな、と思ったら、やはり重いコートはぬがなくてはいけないのね……と感じたかなちゃんの感じた気持ちにも、くすくすと笑ってしまうユーモアがたっぷりでした!
 短い小さな会話文(カギカッコ)があります。短いひとことなどは、改行せずに一文につなげて(続けて)書いてしまっても構いません。そのときには句点(まる)はいりません。たとえば、『私は、「なるほど、フムフム」と感心した。』のように一文の最後にだけ句点をつける書き方です。 

▲直してみましょう!
色んなこと → いろいろなこと(色々なこと)
楽しかったのは → 「の」で省略してしまっている言葉を足してみましょう。
ですから → 「○○です」+「だから」=「ですから」になります。今かなちゃんは常体で作文を書いていますから、ここでは「だから」などで充分でしょう。

追伸: 昨晩、山下公園の花火大会でした。本牧の山(マイカル本牧の裏山)に行って、みんなで花火を見ました。アテネ五輪をイメージした大輪の花火がありましたよ。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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