対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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どんな遊びしとうと サスケ
「お母さん小さいころはどんな遊びをしとったと」 (書き出しの工夫)
ときくと、
「四年生のころは外ではポートボールやドッジボールやゴムとび、中ではあやとりやお手玉やずいずいずっころばしなどの手遊びやあんたがたどこさなどの手まり遊びをよくしていたよ」
と教えてくれました。一番どんな遊びかなと思ったのはポートボールです。ドッジボールはぼくも学校でしているし大好きだけれど、ポートボールはしたことがありません。お母さんにどんなのかきこうとすると、お姉ちゃんが
「わたしたちもしたことあるよ。バスケットボールににていて、ゴールは台に立っている人にわたすんやろ」
と言いながらどこかに行ってしまいました。バスケットボールは好きだからポートボールも一度してみたいと思いました。
ぼくはお肉がまあまあ好きだけれど、お母さんはあまり好きではありません。三年生までは給食のとき昼休みも残って食べていたそうです。でも、四年生からは担任の先生もお肉をきらいだったので、少しだけ食べるだけでもよかったそうです。もし、ぼくがお肉をきらいだったら、四年生の時の先生はまるで神様のように思えたと思います。
もうすぐ夏休みです。暑い毎日は水とうを持っていくのを忘れると大変です。のどがかわいているときにお茶を飲むとほっとします。だから、ぼくは水とうが好いとうです。 (ダジャレ表現)お母さんが生まれた福岡では、「とっとうと」(とっているの)「好いとうと」(好きだよ)など「と」をおしまいにつけます。福岡のおじいちゃん、おばあちゃんのところに行くのが楽しみです。
講評 nara
なつかしい九州のことばがたくさん出てきて、読んでいて、ついにっこりしたよ。福岡のおじいちゃんおばあちゃんのところで、もっと福岡弁が上手になりそうだね。きっと、向こうでも、祐輔君たちが来るのを、首を長くして待っているだろうな。おじいちゃんおばあちゃんに、お母さんの子どものころの話を教えてもらうのもいいかもね。
ポートボールは、先生(なら)もやったなぁ。お姉ちゃんが知っているということは、秋になったら学校でやるかもしれないね。お手玉や手まり遊びは、今はあまりやらなくなった遊びだ。反対に、前はやっていないけれど、今の子どもたちはよくやる遊びがないか、さがしてごらん。
そうそう、むかしの小学校では、給食を残したらすごくおこられていたのだよ。今は、それほどきびしくないみたい。昼休みまで残ってきらいな肉を食べているときは、お母さんも悲しかっただろうな。担任の先生がかわった話をしているとき、お母さん、ほっとしたような顔をしていなかったかな?
【主題】の課題は「心の中で思ったこと」だったね。口には出さなかったけれど、こう思った……その説明に、「心の中で……しました。」を使ってごらん。例えば、「心の中でつぶやきました。」「心の中でさけびました。」などと説明できると思うよ。
7月は忙しかったのかな? なかなか作文が書けなかったね。夏休みに時間を見つけて、短くてもいいから作文を書こう。8月には楽しいことがたくさんありそうだから、そのことを作文の題材に使えそうだね。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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