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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   環境ホルモンについての考え   うやぬ

 現在、私達が生き生きと生活を送っている中で、環境ホルモンについて大変大きな問題を抱えている。そもそも環境ホルモンとは、生物の体内のホルモン作用を取り乱すことで悪影響を及ぼしている恐れのある化学物質(DDT・ディルドリンなど)で、水・大気・土壌・食物・日用品など、様々な環境に存在する。のちにこれによって、この世の中を生きぬく生態系は食べ物や、単に生活しているだけで摂取してしまうことに問題が起こってしまっているのだ。
 第一にその原因とは前にも述べたが化学物質によって起こる。例えば、この環境ホルモンを摂取したことによって成人男性を対象に検査したデータによると、精子数がこの五十年間で半数に減少、精子の質の低下も指摘されている。それと草食動物から肉食小動物へとなるように、生態系に食物連鎖が関わっていることがわかる。これが最終的に人間に置きかえると、人間で環境ホルモンがどんどん蓄積してしまう。よってこのまま進んでしまうとこれからの将来がとても不安だ。
 第二に対策としては研究を重ねていくことだ。つまりこの問題とは、一国だけで解決できるものではない。よって国連レベルの取り組みで専門家による科学的抜本的解決策が急がれる。また疑わしき化学物質の使用・生産の活動を中止することが望まれる。もう一方の考えとしては、リサイクルを行なうことだ。スーパーに設置されている回収箱に牛乳パックやプラスチック製品を回収することによって、リサイクルに協力していくことが求められる。
 確かに、科学の発達により人間に便利な生活を与えている非常に良い面もあるが、その裏返しに今問題となっている環境ホルモンへの感心さがかけている、マイナスの面もある。つまり、化学の様々な面から着目していくことがこれからの課題と言える。したがって私達は、化学の便利さばかりに頼っていくのではなく、その反対に生けとし生けるものすべてに何らかの環境ホルモンによる影響が出ることを理解し、今から出来る対策をとっていくことが必然なのだ。

   講評   nane


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