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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   世界に1つだけの鳥小屋。   田鳥倉部

 かつての原初の火は、個人のレベル向き合って対処することができたが、このように社会化されてしまった現在の火は、時に個人の知らぬところで暴発する。ネットワークの規模が大きくなるほどその供給源と末端の間の階層的距離は広がって、やがて個人の手に負えないものになる。こうして、いまや熱の機能としての現代の「火」は、一方では飼いならされた柔順なしもべであると同時に、他方ではいつどこで暴走するかしれない不気味なダモクレスの剣と化してしまっているのである。
 本当に便利だなぁ〜とつくずく感じる世の中である。昨日、昼食のときウィンナーを焼いて食べた。このときの気持ちは、
「おいしそうだなぁ〜。」
という気持ちだけを持ち丁寧に焼いた。しかし、このとき火がなかったらどうやってウィンナーを焼くのだろう?こんなことを考えたことはない。今こうやって火がつかえるのは、昔の発明があったからこそだと思う。だから、便利性には頼らずに自らの足や手を使って生きるための知識を習得したい。
 第一の方法は、便利なものに頼らず、自らの手足を使うことである。鳥小屋を作ってみよう!これを目標に二泊三日のおとまり会がスタートした。鎌倉にある建長寺に宿泊することになった。僕の叔父さんの関係でこの宿泊が決定した。最初の私は、結構ワクワクした面もあったし、なぜか不思議なことに本当に楽しくなるのだろうか?という疑問をもっていた。そして始まってみると中学校に入っているのは、五人ぐらいしかいない。(四五人中)こんな状況を見た僕は、
「おいおい、待てよ、俺をはめたのか!?」
というような感じだった。小学生低学年ばかりでした。そんななか大学生の方々が各班につき三人ついた。更に僕は、自動的に班長になった。でも、いざ太陽が照りつける外に出てみると自然そのものだった。登れば登るほど自然が広がっていった。そこで各班ずつ鳥小屋の材料を採取した。木や枝や竹などである。これは、ひとつひとつが自分たちの力で取るという自分たちの手で取ったものである。二日目には、飾りとなるものを宝探しゲームで探した。僕のチームは、全部の宝を見つけることが出来、そのとき、
「チームワークがよくなったな。」
と、班長としての立場と個人としての立場でそう感じた。そして、最終日、鳥小屋作りをした。時間は三時間はなくとても辛い状況であったがこういうときこそ僕の班のチームワークを発揮しました。小学生だろうと中学生だろうとみんなが一生懸命やっている姿が輝いていました。そのおかげで完成した。結果は、四チーム中二位だった。“NO,1にならなくてもいいもともと特別なONLY1”という言葉があるようにオリジナリティーいっぱいの鳥小屋が出来た。
 第二の方法として学校教育でも机上の勉強だけではなく、実体験が必要だ。僕の学校では、そこまで農業体験の学習はしない。むしろしないといいきれるだろう。でも、小学生のときは、いろいろとやった。特に印象に残っているのは、1・2年生のときにやった「芋掘り」です。学校から1時間ぐらいかけハイキングコースを行き農場に着いて芋を掘るという計画でした。芋掘りは、あの机に座って教科書をバリバリ解くよりよく楽しかったですし開放感もありました。今は、受験の時期でこういうことをやってみたいなとふと思う。だから、受験が終わったら必ずやりたいなと思います。
 確かに、今までこういうような便利な生活をしてきたのをいきなり変えるということは難しいがしかし、『私たちの人生は、私たちが費やしただけの価値がある。』という名言があるように便利というものから少し離れてみて自分でつかむ経験をいつか夏休みにやりたいと思っている。

   講評   miri


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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