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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   人の感じ方の違い   梅好き

 まだ字が読めないころ、そのことを意識しながら、ページをめくって「ここには何が書いてあるのだろう」と思い、興奮してしまったことがある。しかし、逆にそれがいいと思う。本を読むということ、それは場合によっては、作者の意図をもこえて、我々の内になにかを作り上げていくことなのだ。歯の立たないものをかんだようなつもりになって、見当違いの解釈をすることも多い。だが、それは読書の楽しみと感じる人が多い。
 わたしは母と、よく意見が食いちがう事がある。例えば、洋服を買うときに母は、とてもシンプルなものにこだわる。でもわたしはちがう。ほどよい派手さがほしい。あまりシンプルすぎても、さびしいだけだ。すこし元気なものが好き。こんな意見のさが、口論の原因になるのだ。反抗期なのだろうか。なぜか母の意見は聞き入れることができない。また反対にとっても意見があうときがある。もう背もわたしの方が高いから、洋服の兼用は、しょっちゅうだ。まだウエストはわたしの方が細いため、ズボンの兼用は無い。
 わたしは読めない本でも、まるで読んでいるかのように、少しかっこつけてしまうことがある。まず、一番たいへんなのは漢字。習っていない物が続々と出てくる。それから、意味がわからないものも、多い。大人に聞けばいいのに、それがめんどうくさくて自分の中で解釈したくなる。多分こう書いてあるだろうと思いあきらめてしまう。
 読書とはみんな、感想が多少ずれる物でよいと思う。人の顔、形、性格がちがうように、感じ方がちがってもおかしいことではないと思う。

   講評   miri


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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