対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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    この話を読んで   ウサリン

いま私の前には、みごとな菊の大輪が咲いている。聞くは比較的長い期間咲いている花だけれど、それでも人にその花をほめられている期間は本当にわずかである。
花の下にある葉の1つ1つを、さらにその下にある土の中の根の美しさを、花びらの中にかけるようになりたいと思っている。
わたしは、このお話しの『頭の良い人もいれば、悪いのもいる。美しい人も、そうでない人も、病気の人も、健康な人も・・・・・・、いろいろな人がいる。』というところを読んで、「いくら、顔や性格が似ていてもいろいろな人がいるのだから同じにしちゃいけないのかぁ。」と思った。
 わたしは、夏休みの自由制作でヒマワリの絵を書いた。わたしは、絵の具で色を作ろうとしたときのことだった。わたしは普段通り、チューブからくきにぬるために緑色を出していた。
そして、筆に緑色の絵の具をつけようと思った時、図工の先生が言っていたことを思い出した。それは、
「同じ色でも、濃い色とか薄い色とかいろんな色があるのだから、チューブから出した絵の具はそのまま使わないこと!! もし、そのまま使うとしても、色を混ぜるところで、水で薄めたり、濃くしたりしてみること!!」
というアドバイスだ。教えてもらったことを生かし、色を混ぜてみた。すると、いつもよりうまく出来た。花・人間以外でも、違うものはあるということが分かった。
 わたしは、
「もっとちがう物はあるかな?」
と思った。

   講評   yuu


 かなちゃん、こんにちは。夏休みもあと少しですね。
 楽しい旅行もありましたね。ほかにはどんなことがあった夏休みでしたか? 日本の夏休みとは少し違ったところもあったかしら!?
 
 かなちゃんの心の中の表現をカギカッコで、文の中に引用してくれています。これに対して、先生のお話をカギカッコで改行して、しっかりと長文の会話文の印象を強くする工夫をしてくれました。会話文を長く書くのは、実はテクニックが必要です。どうしても「はい」とか「そうなんだ」というように、小さな(短い)会話が私たちの日常生活の中には溢れているからです。だから、原稿用紙で三行以上にわたるような長文の会話文を書く機会はなかなかありません。でも先生が、いくつかに言葉を分けて説明してくれた事柄を、一気に要約して(まとめて)一つの会話文として完成させてあげることで、読み手には、その会話文のおおおまかな主旨をすっきりと理解してくれることでしょう。
 これからも長い会話文の練習をしていきます。短すぎる会話文がたくさんあることよりも、長い会話文が一つか二つあることで、会話文の印象がより強調されることでしょう。今回、とてもよく書けています。がんばりましたね。この調子です!!


 
▲直してみましょう!
聞くは → 菊は(キーボードでの変換間違いですね)
わたしは、絵の具で → わたしが絵の具で(途中の読点をはずしてしまいましょう。読点がなくても充分読みやすいすっきりとした文章です。同じ段落内に「わたしは、」で始まる文が前後にもありますので、ここでは、少しアレンジして「わたしが」というように、助詞を変えてみてはいかがでしょう。
くきにぬるために緑色 → くき(茎)にぬるための緑色(ここでも助詞の「に」を「の」にしてみます。誤解のない、美しい分かりやすい一文が完成します。      
                      

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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