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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   大切な、人へのやさしさ   つっちー

 健康な花、病気で枯れている花もいれば折れた花もいて人間社会のようだ。頭がいい人、悪い人、病気の人、健康な人、生まれつきの人、生まれつきではない人。人間はよく、会ったばかりなのに「あの人はああいう人だ。と自信満々で決めつける人がいる。<<要約>>
 「チューリップは何色。ひまわりは。」
と聞かれたらなんと答えるだろう。
「チューリップは赤色で、ひまわりは黄色。」と答えるだろう。しかし、それは決めつけているだけのようである。本当の色は、チューリップは赤、緑、うす茶色で、ひまわりは、黄色、茶色、黒、白、緑、うす茶色である。ひまわりの黒と白と茶色はひまわりのたねとたねになる前のことだ。決めつけるということは想像しているだけで真実ではないのだ。でも、決めつけているのではないという人も多少いるだろう。
 せっかくおばあちゃんの家に来ているので、おばあちゃんが決めつけたことはあるか聞いてみたら、一生に2回ほどだと言っていた。初めて会った人を決めつけずに、人をやさしくあつかっていいか悪いか判断するらしい。判断しなければいけないのは、本当は悪い人にやさしくしすぎた場合、相手はこちらを信用できるということをおぼえて、ある日突然こちらを悪用するかもしれないからだ。えらいおばあちゃんだと思う。おばあちゃんはまるで先生のようだ。<<たとえ>>ぼくもこれからはおばあちゃんのように、ひとりひとりに合ったやさしさを持ちたいと思う。
 おばあちゃんの話を聞いて、人をきめつけてはいけないということではなく、人をやさしくあつかっていいか悪いか判断しなければいけないことがわかった。決めつけることより、人へのやさしさが大切なのだ。<<分かったこと>>

   講評   kira

 つっちーくん、こんにちは。日本での夏休みもあとわずかですね。今回の作文はおばあちゃんのお家で、いっしょに考えながら書いたのですね。とてもいい勉強の体験になりましたね。おばあちゃんの人生のなかから生まれる知恵をつっちーくんはもらうことができました。自分が新しい体験をして学び取るのと同じくらい、貴重な勉強になりましたね。
 私たちはせっかくよく見える目を持っているのに「きめつける心」でその目をとじてしまっていることがあります。人間同士がうまくわかりあえないときなどはそんな場合ですね。
 おばあちゃんは、人への優しさをもって見つめることをされるのですね。それが「ほんとうに人を見ようとする目」なのでしょう。つっちーくんはそのやさしさに気づいたから、これからはうんと視界が開けてくると思います。その目で、たくさんのものを学び取っていってくださいね。
        
8.3週は「休み宿題」です。4週目はアメリカにお電話します。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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