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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   おおやけの情報と隠された真実の情報   アムロ・レイ

テレビで見える戦争の部分と見えない部分、テレビで戦争が見える、と一瞬思ったが、見えているのはその一部である、明るい部分が明るければ明るいほど、影の部分、影の形が、逆にはっきりしてくるともいえる。明るい部分とは、つまり映像や音声つきで、そして大量に流れている部分、暗い部分とは、映像が必にされて、流れてこない部分である。大量に情報が流されている、と言うのは、真実の情報を覆い隠す目くらましの効果を狙っているものである。テレビによって見えている部分と見えてない部分を総合的に判断することによって、初めて、真実にちかずくことができるのだと言える。テレビによって伝えられる映像が、たとえ一部であっても、真実であり、真実の一部であるだけに、危険は非常に大きいといわざるを得ない。「おおやけになっていることをそのままに信じてしまうのではなく、かくされた真実を見極められる人間になりたい」

昔日本が戦争をしていたとき、日本軍は負けているのに勝っているというラジオや新聞でほうどうしていた。「そういった大量に流されている情報を信じる前に、まずは疑ってみることだ。」

またテレビや雑誌でスキャンダルとかをよく騒いでるが、テレビや雑誌で大量に流されていたら、ついその情報を信じてしまう、「それをふせぐには自分の考えを持って、テレビや雑誌の情報を捕らえることが大事である、自分の考えを持たずに受身でいると情報に流されやすくなってしまうのである。

「確かに、テレビや雑誌によって流される大量の情報は、わかりやすく、効果的に情報をつたえることができる。しかし、「花はだれかがみなくても咲いている」という名言があるように映像の裏側にあるかもしれない、ただ一つの真実を見極められる人間に私はなりたい。」

   講評   hota

 第2週の課題は、「テレビと情報操作」に関する長文でした。休み宿題で解説なしだったので、書きづらかったかもしれません。でも、頑張って書いていましたね。
 今回は、タイトルがよくなっていました。このように、内容を短い言葉で表すタイトルがいいですね。
 要約は、よくできていました。ただ、受験の時には要約というのはやりません。ここは、本番では、簡単に長文の内容について触れるだけの導入部分になる、ということを覚えておいてください。
 第二、第三段落は、どちらもまず、「そのための方法としては第一に(第二に)、……することだ。」という書き出しにします。そしてそのあとに、「体験実例」や「社会実例」を入れて、その意見を補強していきます。
 第四段落は、ちょっとヒントそのままの引用になりましたね。こういう書き方である、ということを覚えて、自分なりの言葉で書けるよう、工夫してみましょう。
 折しも、先日、サッカーアジアカップの中国人サポーター問題などがありましたね。中国では、ああいった騒ぎは報道されていないそうです。また、日本での映像だけを見ていると、中国人がすべてアンチ日本派であるような印象を受けます。このような例から、報道がどうあるべきかを考えてみましょう。
 今回、字数はもう一息でしたね。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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